<LED電球の明るさ>
今回購入したLED電球は、価格は数百円でしたが、6.8W(550lm),4.0W(330lm),1.4W(110lm)と3段階切り替えができます。
室内でガラス越しに、太陽光を直接受けている場合は約2万ルクス(lx)ですが、窓際の日影だと2000ルクス(lx)です。また、夜間の居間の照度は200ルクス(lx)です。
夜にこの写真のような形で、6.8W(550lm)で光を当てると、昼間の室内窓際の日陰程度の光2000ルクス(lx)を当てることができます。
一応、光合成の補償点は上回る明るさと考えていますが、更に明るい電球(例10W以上 1000lm以上程度)に替えることも検討します。
(参考)〔補償点(光合成と呼吸)〕
光合成は二酸化炭素(にさんかたんそ)を吸収して酸素を放出し,呼吸は酸素を吸収して二酸化炭素を放出します。
つまり,この2つの作用は正反対である。植物はつねに呼吸を行っており,明るいときには光合成も行います。
植物が酸素も二酸化炭素も放出しないとき,つまり,見かけの光合成量が0になるときの明るさを「補償点」といい,これは植物の種類によって異なります。
<LED電球の選択>
一般に植物栽培用のLEDは赤色LED+青色LEDですが、高価です。
LED電球の「電球色」ですと、赤色帯の波長が主で青色帯の波長もあり、植物栽培にも適しているのではないかと思います。
ただし、「昼白色」のLED電球は青色はあるものの赤色帯が極端に少ないので適していないと考えます。
なお、この図はの出典は以下のとおりです。
「LEDの色温度を考える:中島 龍興。(2010.3.17)」
http://allabout.co.jp/gm/gc/43138/