「かげきよ」という訓読みの語感から華奢な色男を思い浮かべるが、語源は「悪七兵衛・景清」と呼ばれる平安末期・源平時代の”むくつけき魁偉な”武士(もののふ)。
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今となってはどのような連想でこの命名を行ったか知る由もないが、短い黒トゲと純白の腋毛・可憐なストライプ花の本種。
名付け親の命名センスは当時と今とでは評価が別れるところ。
大東亜戦争敗戦以前から渡来植物に和名を冠する習慣は先人の創造的作業で、それに「三丁目の夕日」的なノスタルジーを嗅ぎ取るのはアプレゲール世代独特のものか。
もっとも、単なる通称を深読みし過ぎるところなどサボテンマニアの臭さなのかも知れない。
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