昨日、今年初めてのシコンノボタンの花が咲いた。紫紺とは、よくいったものだ。この深い色合いにいつも心惹かれる。そして、長いしべがまた何となく妖しげな雰囲気。このシコンノボタンは、私の狭い庭の中で、「勝手に地植え」のその一である。もう20年以上になる。毎年冬に地際近くまで切り、春になって伸びてくれば、花芽が着く頃までは薔薇のじゃまにならないように切り戻すだけ。今年も会えてうれしい。
そして、「勝手に地植え」その二のピラカンサの実。何年か前の、とてもたくさん実った冬は、毎日のように、鶯色で目の周りの白いメジロ、肩(?)にオレンジの線が入るジョウビタキが来て食べてくれた。とてもかわいかった、冬剪定した薔薇に、とまるメジロ。
全部食べ尽くされて、実の柄だけが残ったのも、なんとも間が抜けていて、楽しい気分になった。
そして、おや?これは何かしら、鉢植えのコデマリ。まさか、この時期に蕾?
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