春まだ遠いこの季節。
殺風景な我が家の庭で、樹木の花芽がほころび始めてきた。
そんな我が家の樹木たちを数回に分けて紹介したい。
-・-・-・-・-・-・-・-
第七弾は“ポインセチア”だ。
当シリーズでは、ここまで庭に地植えしている樹木ばかりを紹介してきた。
彼らが10年に一度の最強寒波にひたすら必死に耐え忍んでいる真っ最中、
本日の主役“ポインセチア”は、今も暖房のよく効いたリビングでぬくぬくと我が世の春を謳歌しておる。
その甲斐あってか、最近、赤い葉の先っちょに「蕾」のようなものが芽生えてきよった。
-・-・-・-・-・-・-・-
世間一般の花たちは、受粉を助けてもらうために「鮮やかな色」「匂い」「甘い蜜」などを駆使して虫や鳥たちを呼び寄せている。
その光景は、まるで人間界の男と女が巷(ちまた)で繰り広げているチープなラブストーリーと大差ない。
さて、“ポインセチア”の花は、色彩が“地味”でかつ“小さい”ため全く目立たない。
それだけでは受粉相手を呼び込むことができない。
実(じつ)は“ポインセチア”の葉の先が鮮やかに赤く染まるのは、
中央に咲く“地味な花”に虫などを引き寄せるためなのだと云う。
嗚呼、なんとも泣かせる噺(はなし)じゃないか。
◆写真:“ポインセチア”の蕾【2023年1月27日撮影】
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
“源氏名”変えて... 2024/04/24 | クレマチス 昇龍 2024/04/24 | 3分咲き 2024/04/24 |
コチョウラン🩷🤍... 2024/04/24 | ヒメシャガ咲き... 2024/04/24 | ウォーキングMS... 2024/04/24 |
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。