金子 明人さんの園芸日記
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金子 明人さん  千葉県
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花開く江戸の園芸

2013/07/30
花開く江戸の園芸 拡大 写真1 花開く江戸の園芸 拡大 写真2 花開く江戸の園芸 拡大 写真3

 本日~9月1日まで江戸東京博物館で「花開く 江戸の園芸」と言うテーマで展示が開催されます。(江戸東京博物館は、両国国技館の隣です。)

 昨日、内覧会を見てきました。江戸時代の園芸の文献が色々と紹介されていました。

 レセプションの中で江戸には何カ所かの花を楽しむ場所があって、スカイツリー(近くなので)の下あたりは、花見どころでもあったはずと言う話が学芸員から紹介されたり、歌舞伎役者が花を楽しむ浮世絵や珍なる美と言うような古典的な植物の文献もありました。

 小笠原のご隠居御様も、レセプションには出席していました。

 時間のある方、ぜひ!!

左・・・内覧会の案内状

中・・・今回イベントのチラシ

右・・・琴糸南天・千鳥琴糸(我家の古典植物の一つ)

「花開く江戸の園芸」関連カテゴリ

みんなのコメント(10)

金子先生、おはようございます。

江戸の園芸には興味がありますね。ウィンク朝顔を初め、いろいろ盛んなようだったようですし・・・ムード今では残っていない品種もいっぱいあるそうですね。小笠原先生は江戸の文献と共に解説されているといったイメージがあります。ハートたち(複数ハート)

昨日はシロアリが発生しているのを見つけて、大変でした。泣き顔あせあせ(飛び散る汗)表面の応急措置を済ませて、まずは畳を剥いでみるための片付けからから取り掛かっていますが、どうなる事やらexclamation&questionげっそり

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おはようございます。
江戸関係では、
「江戸の庭園・将軍から庶民まで」 飛田範夫 京大出版
ってのを読みました。「大坂の庭園 」と合わせて。
(後者は地元である故に、納得出来ない内容でしたが)

あと、高知の牧野植物園の現園長氏の書かれた
「黒船が持ち帰った植物たち」 小山鐵夫 アポック社 や
現在の日本紫陽花協会の会長でもある 大場先生の
「江戸の植物学」 大場秀章 東大出版会 も面白かったし、
改良園編集部@浜崎大氏の 「江戸奇品解題」 幻冬舎
マニアックな植物を求める人たちの話に笑えました。

今、フランスのアジサイ協会さんに、お願いして、
シーボルトが日本から持ち帰ったアジサイの品種のうち
日本ではすでに滅びてしまった園芸品種について、
ヨーロッパの古い庭園/樹木園を探して貰っています。
特徴を、Flora Japonica@掲載頁と、その植物画を
添付して説明したので、こちらの意図は通じている模様。
少なくとも、七段花と八重の玉段花は、見つかって欲しい!
後者の八重の玉段花はアメリカの樹木園には在るので
きっと、ヨーロッパにも残っているハズなんですよね!!

原種は絶滅さえしていなければ、再度、採取が可能ですが
園芸品種は、一旦、滅びてしまうと、どうしようもないです。
日本では流行りが廃れると、即、買えなくなってしまいます。
日本人が飽きるのが早いせいか、保存園が無いせいか、
消える速度が早い様に思います。困った風潮です。

筑波@DNAバンクは、アジサイ収集はやらないので、
どうしても保存したい古品種は、欧米で、保存施設を
持っている人たちにお願いして、保存して貰ってます。
日本原産の植物なのに、変ですが、仕方が有りません。

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rider1さん

おはようございます、

 ご隠居様は、今日は上野・不忍池近くで蓮の観賞会を早朝からしていることと思いますが…。

 変化朝顔は、8月に佐倉(千葉)に見に行こうかと思っています。

 白アリ発生、早目に対処しないと大変なことになりますよ!!

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ocelotさん

またまたで、

 色々な方が、江戸の園芸についての文献書いていますね!!

 マニアックな植物の話は、頭を柔軟に基本の植物が理解してからでないと無理かもしれませんね!!(笑い)

 ぜひ、紫陽花は見つかると良いですね!!、今日の紫陽花の歴史の中では貴重な生き証人?になるので…。

 生産者レベルでは、種の保存は厳しいと思いますね!!やはり流行があるので…。しっかりとした、研究機関等が保護保全していかないと、逆に、そのような事知らないで貴重な植物も古くから庭に植えてあったとかで生育している場合などもありますね!!

 サツキ等も、父親が熱心に栽培していた頃などはアザレア以上?に大きな花の品種もあったようですが、今はどうしているのかと…。

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こんにちは。
イタリアは、国の直営で、品種保存をやってます。
フランスは、ノルマンジーの某貴族さんがアジサイのパトロンで
フランス協会はその貴族さんの荘園の名前で呼ばれています。
現地に広大な庭園があり、品種保存は万全!の体制です。
確か、バックアップ・ナーサリーは、イタリアだったかな?
ヨーロッパは、何十年か毎に、異常な寒波が来ますから、
暖地性の品種は一発で枯れてしまいますからね~。

アメリカにも個人/官営/大学所有の大きな樹木園があり
ベルギーにも幾つか個人所有のアルボーレタムがあります。
その1つ、Arboretum Kalmthout からは、幾つかの
タマアジサイの品種(日本には残されていない物)を
物々交換で、入手しました。

日本では故 山本氏のコレクションのうち、耐寒性のある
ヤマアジサイについては、岩手@みちのくあじさい園で
品種保存されています。

イギリスやフランスから入手されたガクアジサイの交配品で
日本では消えてしまった古品種は某公園に植えてあります。
φ3×H3mくらいの大株に育っており、無ラベルなので、
密漁?される恐れも無く、毎年、元気に、咲いていますよ。

でも、それ以外の種類のアジサイについては、
栽培者と運命を共にしたものも多かったのでと推測します。
形見分けで、花友さんたちに配ったのかもしれませんが、
まとまって、どこかに在る~という話は聞きません。
もったいないなぁ~と思います。

「官営」は難しいと思いますよ。
政権等か変わった後に、永遠に予算が続く保証が無い!
チャリタブル・トラストは、日本の相続税法上は、殆ど、
認められませんが、海外ではこの制度を用いています。
私の花友の、ベルギー・あじさい協会も、独自の保存園を
持っています。最初は大学内に間借りしていましたが、
今では(温室を含む)かなり広い場所が、別にある様子。
保存園管理は、会員が(ボランティアで)チームを組み、
毎年、挿し木増殖し、余剰苗は、抽選/オークション等で
会員に譲る~という方法を採っていると言ってました。

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ocelotさん

こんにちは、

 品種保存、国の直営でやってくれるなど素晴らしいことですね!!

 日本国内でも、種の保存しっかりとしなくてはいけないと思います。

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  • 写真
  • kim 2013/07/30

こんばんは、金子先生
 私にとっては江戸の園芸ですか、いつかは見たいな憧れです。皆さんのコメントも力が入っていますね。ガーデニングと園芸の違いよくわかりませんがいつかは園芸の世界と思い盆栽、雪割草に興味を持ちますが没頭するまでの時間が取れず、放任・手抜き園芸となってしまします。園芸とは仕事をリタイヤしてからと思っています。

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金子先生、こんばんは。

江戸園芸の一部に携わってます。
花菖蒲、桜草、椿を少々。仕事やめて時間ができたら朝顔もやりたい!

園芸は文化で、人が継承していかないと絶えてしまいます。歴史ある品種は、栽培することでしか保存できません。また、品種の保存をすればいいだけでなく、その時代謝時代で発展させてこそ、継承されたことになると思ってます。ここ数年の異常気象、乗りこえて行けるのでしようか?

江戸東京博物館のこの催し、興味大ありで、8月10日のシンポジウムに行く予定です。

返信する

kimさん

こんにちは、

 現代風にいうと、見て楽しむ園芸と育てて楽しむ園芸で、まずはきっかけ作りと言う点では、ガーデニングから始めて(花を楽しむ、育ててみる・・・から・・・)、園芸と言うカテゴリー(いかに長く栽培し維持できるかという)ステップアップをしていくのが、面白いのかな…。

 怖がらずに、(可愛そうですが)枯らすと次のステップアップができるかもしれません。枯らしてしまった原因を考えて、ステップアップです。枯れちゃった、枯れちゃったでは、ステップアップはできません。なぜ、枯れてしまったのかと言うことが、大切です。(自分にも、言えることですが…)

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ゆゆりさん

こんにちは、

 江戸の園芸、自分も非常に興味があります。色々な考えがあるので何とも言えませんが、伝統園芸をこれからも継承していくには格式も大事ですが、現代の感性も少しは入れていかなと、継続は厳しくなるのかなと思います。

 古典的な考えの一つに、植物名は出しませんが、その地域からとある品種を地域外に出したら、裏切者扱いされたとかいう話を聞いたことがあります。(門外不出)その気持ちもわかりますが、種が絶えてしまう事もあります。植物と言うのは、その品種のもって生まれた寿命があります。その点も考えて行かないと、いつかはその品種が絶えるという事もあるので、現代の遺伝子も組み込つつと言うことも大事ではないかと思います。

 ここの所の異常気象に対しても、遺伝子の中に異常気象に耐えるものを組み込んでおかないと、江戸時代よりも確実に温度が上がっていると思うので、厳しいという現状もあるのではと思います。

 格式ある江戸の園芸について自分が語るというのははなはだ、敷居が高いのですが・・・、良いものは後世にも伝えて行かなくてはいけないと思っている自分です。

 10日のシンポジュームには、自分も参加の予定です。見かけたら、声かけてください!!

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