私の住む一帯は「別荘地」として開拓されたため、管理センターなるものがある。裏手に小さい公園があり、池もある。
最初の販売当初(40年ほど前)には、池には錦鯉がいて、公園もマツムシソウ、リンドウ、ツリガネニンジンなどの山野草で一杯だった。他の管理も結構行き届いていた。最初の所長が地元の方で山野草や自然が好きだったからである。開発当初で樹木も伐採したばかりで、今のような「落ち葉地獄」や「倒木」のような経年課題もなかったのだろう。
しかし、2-3年ほどで変わる管理センターの所長が「花に興味ない」或いは「業者任せ」だと、管理がズサンになっていき、一度ズサンになると、それが戻ることは無い。
今では公園に山野草はほとんど「無い」。今年エンレイソウが端の方に2株出てきて、なんか危ないなあ〜と思いながらも、公園だからと見守っていたら、今日見事に「付近の側溝の落ち葉」がその上に捨てられてしまっていた。殆ど盛り土状態。少し掘り返そうとしたが、とても無理。
例の「土手」のササバギンランも、7月に定期的に刈る範囲内にある。去年は刈られてしまった。売れていない土地なので「保護」しちゃおうかと思うが、9株もあって余程環境に合っているのだから、出来れば管理センターが「保護」してくれれば良いのだが、今の所長は全く興味の無い人なので・・・、
しかも直球投げて「刈られるので取ってもいいですか?」と聞いたら対応に困るだろう。少し悶々としている。同じように思っている近所の方は「お宅に自生しているのだから刈られる前に保護してあげてください」と仰るが、なんかそれもなあ・・・堂々と出来ることではない。因みに、持ち主のいる家に2株あったのは、断って(「サンヤソウって何ですか?」という方だったので)頂いた。ウチの自生株の近くで花が咲いている。(写真)
ササバギンランが絶滅危惧II類なら、保護しなければならない!と言えるのだが。
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