有島 薫さんの園芸日記
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有島 薫さん  東京都
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ソンブルーイ( ソンブロイユ )Cl-T→ LCl

2013/08/20
ソンブルーイ( ソンブロイユ )Cl-T→ LCl 拡大 写真1 ソンブルーイ( ソンブロイユ )Cl-T→ LCl 拡大 写真2

今、バラの色々な指針になっているのに、アメリカン・ローズ・ソサイティー(ARS)が約7年ごとに発行している「Modern Roses」があります。
1993年NO10、2000年出版のNO11ではソンブルーイの分類はクライミグ・ティー「Cl-T」で来ていました。
それが2007年出版の「Modern Roses12」では、ラージ・フラワー・クライミング「LCl」になっています。

私たちが何か書くとき、この「Modern Roses」が一つのよりどころになっています。
例えば、2006年発刊の「別冊NHK趣味の園芸 バラ大百科」でも品種分類は「Modern Roses11」記載に準ずる事になっていました。

余談ですがこの本は5人で執筆したので、一人当たり約200品種解説を書きました。
要求されたレベルは高く、それを約二か月でとの事でしたので、締め切り前二日位は一人で夜明けのコーヒーを飲みました^^
今では良い思い出になっています。

この「ソンブルーイ」は私が解説書きました。
我が家の北側にこの大木もあるので、解説書くのはこの木を参考にしましたが、これがはたして「Cl-T」なのか以前から疑問を持っていました。
何故かは、つるレディ・ヒリンドン、グロワール・ドゥ・ディジョンなどの「Cl-T」と枝葉の形状があまりにも違うからからです。
ソンブルーイは現代CLそのものなのです。
でも香りはティーローズの香りなので一層ややこしくしていました。
同じ思いを持っていた人は他にもいました。

以前は「ソンブルーイ」Cl-Tとされていたのが結果的に研究の結果違っていたのです。
本来の品種は「マドモアゼル・ドゥ・ソンブルーイ」と言われています。
何故間違っていたかは、海外の研究家が熱心に解き明かして来ています。
ただ非常に長くなるので、ここでは割愛させて頂きます。
結局、品種名も分類も人間が決めるものなので、間違いも、思い違いもあります。
バラはそのようなこと関係なくどれも美しいです。

画像左 マドモアゼル・ドゥ・ソンブルーイ(T) ティーローズの雰囲気が良く出ています。
画像中 ソンブルーイ(LCl)

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