本日の熟年大学では、みなさんとタネまきしておりました。先週はまだ暑かったので、今週にずらしました。
11月に開催する大学祭で、地域のみなさんに配布する花苗を作るために、タネまきをして本日から、育苗大作戦がスタートしました。
配布していた資料の一部を抜粋してここに貼り付けますね。
黒板では、シクラメンのタネまきについて講義しておりました。シクラメンは暗発芽種子なので、タネまき後はアルミホイルを被せておきましょう的な講義をしておりました。
■タネまき 通常は、タネまき用のトレーにまきますが、タマゴパックやイチゴパックのようなものでも代用できます。鉢なら浅鉢(平鉢)の6~8号のものが適します。
底にはゴロ土を敷き、その上に培養土を入れ、タネをまきます。1ポットに大きいタネは2粒ずつ、小さいものは4~6粒ずつまきます。
肥料分のないタネまき用土があればいいのですが、配合する場合は、赤玉土の小粒(または中粒)、バーミキュライト、ピートモスを1:1:1で混ぜ合わたものか、 5:3:2で混ぜたものを使用します。
とか、いいつつ、
本音は近くのホームセンターで購入した安物の土に、ひゅうが土の細粒を1割混ぜたものを使ったりしています(爆笑)。
プランターでは溝を作ってすじにまきます。すじまきといいます。鉢やパックの場合、全体にばらまくようにまきます。ばらまきといいます。
多くまきすぎないように注意します。芽を出したときにすでに密生して、太陽光がしっかり当たらないと徒長(間延びしているもの)して、ひ弱な苗になってしまいます。徒長した苗はちゃんと育たなくなるので、間引き作業をおろそかにしてはいけないと思います。
すじまきの利点は分量が調節できることと、列の間にでてきた小苗は雑草だとわかりやすいからです。薄板を使って浅い溝を作り、タネを指先でつまんで、指をひねるようにすると、タネが少しずつ落ちていくので、平均的に上手にまけます。
細かい土をかけますが、タネの直径の3倍を目安とします。粉のような細かいタネでは土も水もかけられないので、水鉢や衣装ケースに入れて、底から静かに吸水させてタネを落ち着かせます。
タネまき後は新聞紙をかけて、直射日光と乾燥を防ぎ、雨風にあてないようにして発芽を待ちます。1週間もすれば、すべて発芽するはずですから、芽を出したものは十分に日光に当てて、しっかりした苗に育てます。通常より倍に薄めた液体肥料を施します。
N:P:K=10:10:10なら、この3つの数値を足します。
10+10+10=30 この数字に100をかえた数値が倍率になります。30×100=3000 3000倍に希釈したものを施していきます。
またいつか続きを書きますね。
トミー
追記、ヒゲ面トミーの画像がオマケ。
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