庭ふくろうさんの園芸日記
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最初で最後になったけど。

2013/10/17
最初で最後になったけど。 拡大 写真1 最初で最後になったけど。 拡大 写真2 最初で最後になったけど。 拡大 写真3

昨日はローズ・ソサエティのミーティングがありました。
この日のゲスト・スピーカーはブライアン・ミンターさん、
33年間に渡って美しい庭を公開し続けていた人です。
それも月曜日でドアを閉じることになりました。

バンクーバーから車で1時間半の郊外にあって、
休日に出かけるには良いところなんですが、
ちょっと行って来ようかなという距離ではないのと、
最近はガーデニング形態が変わってしまって、
昔ながらの植物園形式のガーデンには人が来なくなってしまったことで、
経済的に庭の維持が難しくなり閉園することにしたのでした。

ミンターさんはTVにも出ているし、
大学やコミュニティ・ホールなどでも講義をするので、
庭好きのカナダ人なら誰もが知っている有名人ですが、
とても気さくで話しやすいおじさんでした。

この日は沢山珍しい植物を持ってきておられて、
レクチャー終了後に売ってもらえます。
皆が注目するその前に目をつけておかなきゃexclamation
と私がミンターさんにお願いしたのが一重咲きのクチナシとマホガニー・スノウというクリスマス・ローズでした。

クチナシ、ガーデニアの八重咲きはトロピカル扱いで庭植えできません。
カナダに来た頃、そんなこと知らずに植えて枯らしてしまって、
こちらでは室内植物と知った次第冷や汗2
今回見つけたのは日本にもある一重のものでした。
香りが良くて人気者でみんなが欲しがってましたから、
レクチャー後、他の会員さんに持っていかれそうになって、
あの~、それは私が買ったんですexclamationと言って取り返しました。
抱えていたら香りを嗅がせて欲しいと寄って来る人多数。
先に頼んでおいて良かったですexclamation×2

2鉢だけにするつもりでしたが、
誰も買っていかない可愛い赤い実がついた植物が可哀想になって買っちゃいましたうれしい顔
ウィンター・ベリーという名前で実は食べられます。
美味しいとは思わなかったけど・・・冷や汗

こちらではススキをオーナメント・グラスというのですが、
ミンターさんに日本ではススキは雑草で、
こんなもの誰も庭に植えませんよというと、
カナダ人には内緒にしとこうねと大笑いしておられました。

庭が公開されている間に一度くらい行っておけば良かったです。
亡夫が好きだったハリソン湖へ行く途中にあったのですけどね。
残念なことをしました。

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みんなのコメント(14)

こんばんは。

あちこち日本でも閉園の憂き目に遭う庭園が増えています。
新しい物好き~何か目玉があると殺到して行列…
食べ物しかり…TVのワイドショーなどの宣伝は有り難いのでしょうが。
本当に残すべきモノが残されていかないのが現実かもしれません。
失って気づかされる事が世の中なんと多いことか。
そちらではクチナシは室内での冬越し植物なんですね。
新潟では地植えでOKです…とっくに花は終わり、
画面から漂う?香りにハートたち(複数ハート)
ススキは園芸店で並ぶ品種も色々ありますが、
我が家での出番は、お盆と十五夜だけで、
大きな株にならないように注意してますわーい(嬉しい顔)

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こんばんは♪

最初で最後ってのが残念ですね。
クチナシをゲットできて良かったね~( ・∇・)
主張しなきゃね!私が欲しいの~!って。

残ってしまったのを、思わず買ってしまうの、よくわかります(*^ー^)ノ♪かおりんも、よくある(笑)

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こんばんは、いつでも行けると思うとついついpendingしてしまいます。そのうち行こうと延ばしてるうちに、「そのうち」はない事に気が付いて、後の祭り。
もうそんな余裕を噛ませる年でもないですが、若い頃はそんな事ばかりでした。
庭園の形式にも流行り廃りがあるんですね。
植物園スタイルの庭とは、想像付きません。

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クチナシというと、荒井由美さんの「雨上がりの庭で くちなしの香りの」っていう歌詞を思い浮かべます。ガーデニアも良いけど一重も良いですね。

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こんばんは~。
日本のガーデンも最近はイングリッシュガーデンが流行りで庭園というよりも自然な感じの庭が好まれるようです。
大きなガーデンの維持は経済的にも大変でしょうね。
お目当てのクチナシ、手に入って良かったですねわーい(嬉しい顔)

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hanuraさま:
今の若い人たちは祖父母と暮らしていないし、
両親も働いていて家にいませんから、
ガーデニングそのものと「自分」を関連付けて考えられないのだそうです。

何か必要ならすぐiphoneで情報を得て、
何でもすぐ手に入らないと気がすまないので、
長々と植物の成長を待っていられないのでしょう。
育てた植物に花が咲いて綺麗だと思うより、
どこかで今すぐ買ってこようとなります。
その花がどこから来たか、どうやって育てるかなんてことは考えないんですね。
本当に重要なことが抜け落ちていると思います。

クチナシはまだ小さいのでしばらく鉢植えにしようと考えていますが、
庭に植えちゃったほうが良いでしょうか?

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かおりんさま:
こっちは主張しないと無視か踏みつけにされますからね。
ガンバラなくっちゃexclamation手(グー)

もっと他にも残っていたら買おうかなと思ったんですが、
全部売れてたようでした。
ムラサキシキブもあったんだけど、
まあ、これなら近所のガーデンセンターにもあるでしょうから、
無理して買うことはないしと思って止めときました。

今日、仕事が終わったら植える時間が出来るかな?
近所のガーデンセンターのお客様感謝デーなんですよ。
何でも15%オフだから行きたいなと思っています。

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ブラウンサムさま:
まだウェブサイトが残っていると思います。
mintergardens.com で飛べるかも?
もうちょっと近かったら行ったでしょうにね。

この庭ではハンギングバスケット作りクラスなどがあって、
日本からのツアーも来ていたものでした。

現在のガーデニングのスタイルはインテリアやアートと融合して身近に置けるものや、
健康野菜(ケールなど)を育てて食べるのが主流になっています。
家や土地が高くて庭を持てる人も少ない、
忙しくてガーデニングにさく時間もないとなると、
昔ながらの植物園はもう魅力がないのでしょうね。

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あお@岐阜県さま:
その日本の歌手は知らないですけど、
クチナシをテーマにしているのならきっと素敵な歌なのでしょう。
私は歌謡曲を聴くことがほとんどないまま育ってきたので、
よくわからなくて済みません。

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愛は花。さま:
広大な庭を作り上げてしまったら、
それを壊して1からやり直すということは、
経済的にも体力的にも大変でしょう。
ミンターさんももう若くないから閉園を決心されたのでしょうけど、
あの土地が宅地開発業者に売られても、
ガーデンの1部は残すか、うまく取り入れて欲しいものだと思います。

返信する

こんにちは。

クチナシでしたか。
良く似てましたので。
でも、今頃咲くのですか。咲く時期が日本とちがいますね。
冬は、寒さに弱いのですか。こちらでは、外に置いていますがね。

赤い実のなる木、我が家にもあったような気がします。
この夏の暑さに枯れてしまったか。我が家では、「チェッカーベリー」と札がついてました。
学名は、Gaultheria Procumbensと書いてます。
違ってるかしらね。

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花好きかんちゃんさま:
クチナシは今日大きめの鉢に植え替えて外に出しました。
ウィンターベリーも寄せ植えにしたので、
明日にでも写真をアップしようと思います。

チェッカーベリーもよく似ていますよね。
こちらでもクリスマス頃になると売られ始めます。
ウィンターベリーの学名が何だか調べてないのですが、
もしかしたら同じかもしれません。

返信する

こんにちは。

へぇ~、クチナシは一重だと、カナダでも大丈夫なんですか。
日本での自生は、静岡以西、なんですけどね。
地植えするのは、関東圏まで(東北は無理!)と言われます。
http://yasashi.info/ku_00014g.htm
カナダでも、西海岸は温暖だからなのかなぁ~?
結実させて「栗きんとん/芋きんとん」 でも作りますか??

そのヘレボは ballardiae と呼ばれ、有茎種♂(lividus)と
中間種♀(niger) との種間交雑で創られた品種です。
lividus は単体では(寒さを含めて)「弱い」品種ですが、
種間雑種になると、なぜか、強度を増すという性質です。
雑種は「葉」が特徴的ですね。結構、大きくなりまっせ~!
ちなみに、ballardiae の名前は、著名な育種家だった
Helen Ballard 女史に因んだ命名です。

日本の「鷹羽薄」が庭から逃げ出して、帰化したと考えられる
Miscanthus sinensis 'Strictus' は、St. Louis に
自生しています。彼の地では、「雑草!」だと思いますよ。
http://www.missouribotanicalgarden.org/PlantFinder/PlantFinderDetails.aspx?kempercode=e260

この 'Strictus’ を実生選別した 'Gold Bar' という品種は
地植えでも、草丈=20~30cm 程度の矮性種です。
オレゴン州の Joy Creek Nursery の作出品。
http://davesgarden.com/guides/pf/go/124158/

「薄」は正真正銘の「草」で、同じく「牧草」として持ち込まれ
南部で蔓延る「葛(英名=kudzu)」よりはマシですがね。
世界の侵略的外来種ワースト100 (IUCN, 2000) に
選定されている植物の一つにまでなっています>葛。

返信する

ocelotさま:
なんでもこのクチナシは北ドイツ産だとか。
ミンターさんがそういうのだからそうなんでしょう。
今までカナダには入って来てなかったので、
ナーセリーの人も知らないんだそうです。
今のところ鉢植えなので凍らさないように気をつけたいと思います。

ヘレボラスはまだ薄いプラ鉢のままです冷や汗2
大きくなるのなら庭植えにしないといけませんね。
木曜日にまた眼の手術があるので2週間庭仕事できません。
その直前まで仕事なので植えつける時間があるといいのですがたらーっ(汗)

いつもいろいろ教えていただいてありがとうございますexclamation

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