昨日は足助の伝統工芸の展示館(はて、名前は?足助屋敷だったかな?)へ行きました。私も時間があり、他のお客さんも少なかったので、竹を細工して籠を編む職人さんの前に座り込んで話を伺っていました。この方は中学生のときにその技術の手ほどきを受け、その後商社勤めなどを経て、また40ぐらいから籠の細工をしておられるそうです。
もっとも、籠を作って売っても商売にならないので、こうした展示館で技術を見せて給料を頂いているとか。
「中国から安い製品がいくらでも入ってきますからね。もっとも、あっちのは質が悪くて、すぐにダメになってしまう。たまにお客さんが壊れたから直してくれってもってくるけど、あれじゃ直しにくいね。」
技術の跡継ぎは?と伺うとお子さんは2人いて大学に通っており、進路も決まっているけれど、全然引き継いでいないよし。
「自分の子供には教えにくいですよ。」
この点については同感です^^
これをさらに芸術的なレベルにも引き上げた職人集団は静岡県にいてやっているとか。でも、われわれそんな何万円もするような作品は要らないもんね。
実用と芸術の中間的なレベル。これは今の日本では継承することが難しそうです。
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
ついに春ですね🎶 2024/03/29 | チューリップ、... 2024/03/29 | 花サラダ?やっ... 2024/03/29 |
強風でしたが皆... 2024/03/29 | 梨(61): ... 2024/03/29 | ブギウギ 最終... 2024/03/29 |
おはようございます。
返信する職人芸というのは、どこの国でも消えて行く運命にありますね。
こちらで、今はなくなってしまった、またはなくなりつつある職業を扱った番組がありましたが、やはり引き継ぐ人はいませんね。子供は親より学力があり、都会に出てしまいます。
こちらに夏の家具で、mimbre(辞書で柳の小枝と出ていましたが、少し違うような気がします)を使った背もたれ椅子があるのですが、今は手に入れるのが難しいです。見た目も綺麗で、すわり心地もいいのですが、作る人がいないんでしょうね。
そのほかにも、家の外の部分の開き戸や階段の手すりに使われる鉄細工は、非常にエレガントですが、これも凝ったデザインのものは減っています。
残念ですね。
オリーブオイルさん、やっぱりそちらでもそうですか。
返信する確かにかけた時間について、習得するのにかけた年数にふさわしい時給を掛け算した値段だと、一般的に
あまり手がでないですね。余程の芸術品なら別の
話でしょうが。
私が座っていた竹製の椅子はその職人さんが15年
ぐらい前に作ったものでしたが、ちゃんと使えました。
それなりに良い材料を使って、上手に細工すれば
それだけもつんですね!
しろりんさん こんばんは~
返信する最近日本のお家芸と言う、番組をTVでやっててよく見ます。
日本人て器用で、づっと続けてる人が居て驚きです。
それも特に職人さんと呼ばれる方は吃驚するほどお仕事も丁寧です♪
和の心、日本人って魅力的な人たちが多いですね。
作品がお高くなってもある意味当然でしょうか
習得する時間と磨かれた技には、それも見合った金額かと思います。
確かに丁寧ですね。話をした職人さんも、足の指に挟んだ竹の板を割っていくわけですが、手作業で、0.25ミリの厚さまで割っていると言ってました。
返信するただ、大事なところに飾ろうとする限りでなければ、
1万円と100円とどっちがいい?と聞かれれば、後者を
選んでしまう私でした(笑)。
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。