カトレア・ドラムビート‘ヘリテイジ’、オリジナル株です。
(C.Drumbeat‘Heritage’HCC/AOS)
先の‘トライアンフ’の兄弟品種です。
本来花付きの良い品種ですが、以前株を傷めてしまった影響で、2花茎咲いていますが、1花茎当たり2輪というのは、ちょっと寂しいですね。
気長に株を作り直そうと思っています。
ところで、‘トライアンフ’と‘ヘリテイジ’は非常に似ているのですが、細部を観察すると区別は可能です。
↓は、昨年両者を並べて撮った画像です。
左は‘トライアンフ’、右が‘ヘリテイジ’、いずれもオリジナル株の花です。
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_c_diary_id=79945&num=2
あくまで、両者での比較ですが、‘トライアンフ’の方が花色が濃く、片親のボナンザの特徴がやや強く、花弁に薄く脈が残ります。また、リップの濃い紫紅色と黄斑の境が不鮮明です。
一方、‘ヘリテイジ’は、花弁の脈はほとんど目立たず、色ムラの無い色彩をしています。リップの黄斑もやや鮮明に見えます。
花型は、両者ともに深くオーバーラップする整形花ですが、花弁は、‘トライアンフ’は大きく波打つフリル、‘ヘリテイジ’は周縁に細かくフリルが見られます。
花茎は、‘トライアンフ’の方が、やや長くなり易いように思います。
また株は、‘トライアンフ’の方が若干細身、‘ヘリテイジ’は少しガッシリした感じになります。
ただし、栽培管理の仕方や株の状態で、各形質には差が生じますので、実際には、さらにそれらを考慮しての判断が必要になります。
さらに、別品種との比較では、リップの喉の締りや、花弁の広さ、子房(花首)の長さなども、参考ポイントとなります。
この趣味園日記でも、品種の質問があったりしますが、私は上記のような各形質の特徴を見ながら、判断するようにしています。
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こんばんは~
返信する説明を読んで見比べても違いがわかりません。並べて見るとヘリテイジのほうが色がうすいと思いますが、1つ1つ別々に見せられたらきっとわからないでしょう。花当てクイズならヤマ勘でしか選べません。
1花茎2輪で、寂しいと早く言ってみたいです。のカトレアは1輪咲きが多かったのに今年は1花茎2輪の蕾がついて大喜びです。
こんにちは。
返信する比べて見ても、ナカナカ解りませんね。
色の濃淡と喉元のずい柱の見え隠れ具合・・・・位でしょうか。
いずれにしても、カトレアらしい色合いですね。
以前ピングジェムが咲いた時、こんちゃん先生のピンクジェムと比べたら、同じ花なのに全然違う花みたいでした。年によって作落ちしたり、植え替えでダメージを受けていたり、色々な条件で変わってくるのでしょうか。
それからすると、アルマキーは、5輪咲いても同じでしたね。
こちらでは、寒さの中でもインパチェンスが咲いていますよ。
オランジュリーさん、こんばんは。
返信する似ている花の見分けは、最初は難しいかもしれませんね
でも、年数を経て、だんだん見慣れてくると、小さな違いが大きな違いに思えてきて、判るようになってきますよ。
品種によって、花付きの善し悪しが大きく違うので、2輪でも不満が残るものから、2輪で大喜びするものまで様々ですね
今年は2輪咲きが多くなりましたか?
年数が短いのに、上達が早いのだと思いますよ
次は・・・3輪咲かせてやろうって目標が出来ますね
タータンさん、こんばんは。
返信する細かく観察してみること、あとはやはり慣れというものが大きいと思います
小さな違いに気が付くようになると、好きなタイプだったら、一見同じように見える品種でも、いろいろ集めてしまったりします・・・私みたいに
同じ品種でも、株の出来で別の印象の花になってしまうこともありますね。
これも、品種によって、差が大きいものや、あまり変わらないものもあるんですよ
我が家のアルマキー、タータンさんところのように、立派に開いてくれたらいいんだけど・・・
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