【園芸LOVE原田が行く】今年はどんな花？「第12回クリスマスローズの世界展」間もなく開催｜園芸日記byみんなの趣味の園芸スタッフ｜みんなの趣味の園芸

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「クリスマスローズが、いや、あのレンテンローズがこれほどの人気植物になるとは……!?」。テキスト『趣味の園芸』初期を知る先輩編集者からよくいわれたものでした。
　バックナンバーを紐解くと、最初の特集記事は創刊から23年後の1996（平成8）年2月号「春に咲くクリスマスローズ」（11ページ）、「趣味の園芸」番組初登場はその2年後の1998（平成10）年2月号「丈夫で簡単！春を呼ぶクリスマスローズ」（巻頭特集10ページ）です。テキスト誌面を見る限り、創刊から二十数年、レンテンローズあるいはクリスマスローズの名前はわずかに登場する程度でした。
「レンテンローズ（lenten rose）」という名前は、レント（四旬節、受難節とも）に花が咲くことから来ているようです。キリスト教に詳しい方ならおわかりだと思いますが、レントは復活祭までの日曜日を除く40日間、2月中旬から4月初旬になります。確かにこの時期、クリスマスローズ（レンテンローズ）は花盛りです（復活祭は「春分の後の最初の満月の日の次の日曜日」なので、2014年は4月20日日曜日になり、レントは3月5日から4月19日になるようです）。

　さて、今年も2月21日（金）から3日間、池袋のサンシャインシティで「クリスマスローズの世界展」が始まります。池袋駅から会場までクリスマスローズを手にした来場者が連なった第1回開催以来12年間、クリスマスローズは年年歳歳、花色も種類も豊富になり、華やかになりました。育種家や愛好家の手によるオリジナルの花、新しい花が展示される今年は、どんな素敵なクリスマスローズが登場するのか、興味津々です。

▼ 「第12回クリスマスローズの世界展」公式サイト
http://crsekaiten.com/

写真左　前回2013年の「第11回クリスマスローズ展」の会場風景

写真中　クリスマスローズのある風景（「第11回クリスマスローズ展」より）

写真右　Helleborus × hybrid ‘Petit Doll’　（クリスマスローズ‘プチドール’）

（元『趣味の園芸』編集長　原田）

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<2月10日メールマガジンにて配信>

【園芸LOVE 原田が行く】は、「みんなの趣味の園芸」スタッフであり『趣味の園芸』テキスト元編集長の原田による園芸エッセイです。メールマガジンとFacebookページにも掲載しています。


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