FGローズ｜園芸日記by有島　薫｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

もうバラ好きの方はわかると思いますが、チョット説明します。

Fはフローリストを意味し、アレンジやブーケなどに利用されるのは切花品種てす。
一方Gはガーデナーを意味し、庭で育てるガーデンローズです。

いままでは全く別な世界のものでした。
その別物の垣根を越えて交配した新しい品種が、数年前から注目されてきました。
世界的にもオリジナル性が高いです。
その頃から「いま日本のバラが面白い」と言い続けてきました。

切花品種のよい所を受け継ぎ、花持ちがよい事です。
お庭で育てて、咲いた花をカットして室内に置いても花持ちがよいです。
中には切花で販売されている品種も多く、ガーデンと両方で楽しめるよさがあります。

今回紹介するのはＯＲの粉粧楼と切花品種から作出されたものです。

左　みやこ
初めて見たときは驚きました。
今まで見たことが無い種類のバラで、粉粧楼との交配で出来たと言われまた驚きました。
こちらは春もちゃんと咲き、花持ちがよいです。
残念ながら香が乏しかったのが残念に思いました。

中　みさき
このバラの持つ優しさも今までに無かったです。
このバラは「みやこ」の次の世代のバラで一年遅れて発表になりました。
このバラの美点は花のイメージ通りの、とてもよい香りがあることです。

右　しずく
最新品種で、「みさき」の枝変りです。
それでいて花形や香りが微妙に違うんです。

ジャパニーズオリジナルのFGローズは今後よい花がどんどん増えて行きます。


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