紙魚淑女さんの園芸日記
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紙魚淑女さん  東京都
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花いけバトル

2014/02/20
花いけバトル 拡大 写真1 花いけバトル 拡大 写真2 花いけバトル 拡大 写真3

花いけバトル 2014 第1戦
青山スパイラルビル CAY
2014年2月17日 19:30~
大人4000円(2ドリンク付き)

出場者:赤木マキ(華道家 / DJ  華道家元 池坊 正教授)        小野寺衆(フラワーアーティスト)        宮永英之(Designer) 器:大森健司(陶芸家)
審査員:塚越応駿 (いけばな松風副家元 2013年花いけバトル王者)
      宍戸純 (株式会社大田花き 営業本部 販売チームリーダー) 解説:川崎景介(花文化研究者 / マミフラワーデザインスクール校長)     瀬沼健太郎(ガラス工芸家) 司会進行:日向雄一郎 花美術家 / 草月流
協力: うつわ謙心 SYUNKA

3名の出場者が、同じ器を使って5分間の制限の中で
自由に花をいける。
いけられた花と、器と、いけ手の所作が審査の対象。
全5回勝負。

花をいける事に、勝敗をつける必要があるのかないのか。
そもそも花の世界に勝負事を持ち込んでいいのかは
別の議論とするか、そもそも議論する必要はないかもしれないが、
なによりも面白いのは、
花をいけることを生業にしている人種が、
品性であるとか、外面であるとか、そんなものを犠牲にしてまで
自分のパフォーマンスを、一種のエンターテイメントにした勇気だ。
人前で自分のテクニックを晒して恥をかく事に挑戦することは
表現者として生きていく覚悟の表れだと感じる。
家元制度だとか、セレブリティ相手の商売だとか、
安全地帯を捨てて、怪我をすることへの自主性こそが、
芸術へ昇華される一歩なのではないだろうか。
特定の相手だけに商売をし続ける限りは、
相手のニーズから抜け出すことは出来ない。
パブリックアートへ転身することはパトロンの居なくなった
民主主義時代での生き残り方法の手段の一つだ。
ルネッサンスの芸術家たちが、貴族の肖像画を描き続ける間は
ただの絵描きでしかなかったのと同じだ。
日本の花文化を担う業界は、自分のテクニックをさらして
全く見る目の無い大衆から評価される事を受け入れない限り
文化として生き残れないと思う。
結局は、金と人脈と愛想笑いが命綱だとしても。

お花いけるの見るだけなのに、手に汗握るエキサイティングな
時間を過ごせるとは思ってもいなかった。
ドリンク片手に、綺麗な花を見られただけで満足な部分もあるが・・・。
機会があるなら、また行ってもいいと感じるイベントは少ない。
もう少し会場が広くて、料理にバリエーションがあれば
文句なし。

花いけバトル HP↓
http://hanaikebattle.com/

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