モクレンの花が身悶えして音をたてながら落ちる。
あぁあぁ・・・・と
艶めいた声をあげるから、
サルスベリの冬芽が驚いて振り返ろうとする。
樹齢300年だとかいわれる枝垂れサクラが
笑いながら散る。
幼い娘があげるような、柔らかい声で笑うから、
何が嬉しいのかと雀も黙る。
初めに光があって、
冷たい土を明るくして、
誰かが裸足で踊って、
何かが無心のままで居て、
そして命が失われるのでしょう。
そして命が生まれるのでしょう。
何も不思議なことはないけれど、
私には全てが不可思議に感じるから、
楽しくて楽しくて膝を抱えて蹲って、
泣いてしまいました。
うんざりするような朗らかな春の日差しの中にいるから
このまま、くびをかききってしんでしまいたいのです。
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