水車の水路の上流に植えたサクラソウが見ごろです
田口拓郎さんという方が30年以上に渡り愛培されてきたもので、152品種を一括で譲っていただきました。
田口さんは非常にまじめに栽培に取り組まれ、品種についてもしっかりと同定をされた確かなものとなっています。
サクラソウについてはいろいろな方からお譲りいただいた系統があって、それらが混合しないように、田口さんの系統については水車の水路付近に地植えさせていただきました。
植物園が自ら言うのも変ですが、木漏れ日の下で非常に雰囲気よく植えられています。是非皆様にご覧いただきたいです。
サクラソウについては「日本桜草」と呼ぶこともあります。
サクラソウというのはプリムラ・シーボルディー種に付けられた固有名詞です。洋種のサクラソウが日本に導入されたからと言って、本来のサクラソウに日本と付けるのは失礼だという意見もあります。私もそんなふうに感じており、サクラソウと呼びたいと思います。
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外来種のプリムラ類に「何とかサクラ」っていう商品名を付けるのは、いかがなものでしょうか。サクラソウだと思って購入される方もいらっしゃるようですし。
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