・霊峰の血 エリオット・パティスン 早川書房
・ラ・プラタの博物学者 ハドソン 岩波文庫
・世界の奇妙な博物館 ミッシェル・ロヴリック ちくま学芸文庫
エリオット・パティスンのチベットを舞台とした
単道雲が主人公のシリーズは
・頭蓋骨のマントラ 上下
・シルクロードの鬼神 上下 が前作にあるが、
娯楽小説とは思えぬほど中国↔チベット問題が
真剣に描かれていて、読んでいて胸が痛くなる。
それでも次作を読みたくなるのは、
これがどこまで本当なのかは分からないけれど
(西洋人のチベットに対する神秘的興味は
必要以上に神格化されている部分もある筈だから)
失われゆく文化と文明への暴力に対する怒りや憤りと共に
やはり、この文化や思考・哲学への興味を
私が強く抱き続けているからだろう。
まぁ、これを読んでいると、
「集団的自衛権」の必要性なんぞを
ちょっと真面目に考える切っ掛けにはなる。
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
開花がぞくぞく... 2024/04/19 | 潮音(クレマチ... 2024/04/19 | ガステリア・リ... 2024/04/19 |
4月になれば 2024/04/19 | 4月になれば 2024/04/19 | 今年もバイモユ... 2024/04/19 |
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。