本日は熟年大学で講義しておりました。｜園芸日記by富山昌克（トミー）｜みんなの趣味の園芸

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玄関にいたはる寄せ植え。
梅さん、はやく開花しないかな?

梅の花後の管理
鉢植えにしたウメは「盆梅」と呼び、室内で早く咲かせて愉しむものです。「冬至梅」などの早咲き品種が販売されていますが、早く咲かせるには、冬の寒さに十分当たっていることが必要です。明るい窓辺に置き、つぼみのついた枝に時々霧吹きしましょう。開花後は温度が低めの室内だと長く香りある花を楽しめます。開花後は温度の低い部屋に移動させ、その後軒下などに出して外気に馴らします。その際、整枝します。枯れ枝や細い枝を取り除き、枝振りを観察して元気な枝を残して、不要な枝を枝分かれの所から間引きします。残した枝は、２～３節残して切り戻しします。思い切って切り詰めないと、ちゃんとした充実した枝がでてこないのです。小鉢は根詰まりしやすいので毎年、大鉢は３年に１度は植え替えます。開花後の２月下旬～３月上旬に植え替えを行いましょう。若木は一回り大きな鉢へ、成木では同じサイズでも問題ありません。用土は問いません。根鉢の古土を落とし、鉢底網を敷き、ゴロ土を入れ、根を広げ用土をつめていきます。菜箸などで根の間にすき間ができないように詰めます。鉢底から茶色の排水が透明になるまで水やりして、風の当たらない軒下に置き管理します。３月下旬には緩効性化成肥料を適量施し、日光によく当てて管理します。


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