カトレヤ・シレリアーナ｜園芸日記by富山昌克（トミー）｜みんなの趣味の園芸

写真1

カトレヤって、1枚葉タイプと２枚葉タイプのものがいるんですが、

ブラジルは2枚葉タイプで、

その隣国は1枚葉タイプのものが多いんです。

新芽のなかの生長点を外科用メスでほじくっていると、

外皮を８枚ほどめくっていくので、

基本数は約８？かなっていう思いがあるのですが、

なぜかバルブが生長肥大していくと、

下部の葉は全部枯れてしまって、

ブラジル原産のカトレヤさんは2枚の葉とその葉の付け根のなかにある生長点を守っている葉で合計3枚の葉が残っているんですよね。

ブラジル隣国のカトレヤは１枚葉タイプなので、

生長点を守る葉がなかに隠れているので、

結局2枚の葉が残っているんです。

新芽のなかをほじくっていると

いろんなことがわかってくるので

楽しいですよ。

気分は外科医みたいな感じかな？

Cattleya　schilleriana
カトレヤ・シレリアナ

ブラジル東南部の山地に原生する着生ラン。

花径は9～12cm、

一見の変な花色に見える、淡褐色地に斑模様が素敵でしょ？

リップの赤紫筋～濃紫紅斑が鮮やかではまってしまう魅力ですね。

芳香もあるので、アロマテラピーですよん。

中輪美花です。

花期はいま頃かな？主に初夏咲き。

風通しの良い環境を好み、

浅鉢植え、コルク付け栽培などが適しています。

花付き株のとなりあるのが

めちゃドワーフタイプのシレリアーナ。

すごいですよね？

このサイズで花をつけるわいせい種だから。

どんな遺伝子になっているのかな？

もうドキドキしてしまいます。

今夜はマニアックになりすぎましたね。

ではまた。


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