先ほど松山から戻ってきました。新居浜と松山でホームセンターの園芸部門に属する方のための土と肥料の話を中心にしてきました。通常の講習会と違い、聞きにきている方々は春の商戦前の勉強会なので真剣です。通常の一般的な講習会やセミナーでは、来られた方に冗談を交えながら話をするのですが、今回はこちらも真剣勝負でした。
内容の一部を紹介します。良い土と悪い土の改善の方法や石灰はPHを改善するもので消毒にも殺菌にもならない。ジャガイモを植え付けるときに何故、苦土石灰を入れるのジャガイモは酸性でも育つのに、有機と無機の肥料の長所短所、化学肥料は作物を作る上で危険ではないのか・・・、等の話と接客の仕方、日頃の疑問質問に答えてきました。
写真は今回撮る時間もなかったので、現場での撮影はしていませんが、先日、店舗のスタッフが何気なく使っていた赤玉土で面白い結果が出ているので、これを紹介します。(この写真は紹介するつもりはなかったのですが・・・)
バラの上に、マルチングの代用に赤玉土(大粒)を敷いたものです。右は11月に、左は12月に敷いたものです。ここまでは良かったものの、実は右側は通常の赤玉土、左は硬質赤玉土なのです。寒さで、土が凍っては溶けるを繰り返した結果です。本来であれば、硬質なので通常のものに比べれば砕けてはいけないものの、それも1カ月も遅く敷いているのにと、ちょっと残念な結果が出ています。硬質といえども、基準がばらばらなので仕方がないのかもしれませんが。みなさんも、硬質を購入するときはちょっとテックしてみたほうが良いかもしれませんね。硬質と言えども乾燥の状態で硬さに差が出来ます。(天然乾燥と火力乾燥では見た目が同じですが、後でこのように差が出てきてしまうこともあるようですが・・・)
左・・・硬質赤玉土(大粒)を12月に敷いたもの
右・・・通常の赤玉土(大粒)を11月に敷いたものの現在の状況です。
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おはよう御座います。
返信する硬質は砕け難いと聞いておりますが、それで鉢底に入れたりしていますが、こんなに簡単に砕けたら何の役にも立たないですね。
やはり、店を信用するしかないですかね。
花好きかんちゃんさん
返信するおはようございます、
土も色々です。良い悪いは、値段に比例しているわけではないので微妙です。見た目では分からないので、地元のいくつかの園芸店やガーデンセンターの土を一通り購入して、自分の好きなものを見つけて今は使用しています。たとえば、赤玉土はA園芸店、鹿沼土はBガーデンセンター、腐葉土は通販と言う形で、色々な場所から購入しています。
基本硬質、完熟腐葉土と言うのが、自分の土でブレンド用土を作るときの第一条件です。ふるってから使うと言うことで、微塵は取り除いてから使用しています。土をブレンドしているときが、一番至高の時です。ふるいにて土をシャカシャカとふるっている音がもしかすると、一番好きかも知れません。(良い花咲いてと願いながらの土作りです。)
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