三番花の花柄を切る時期と、秋バラを咲かせるのに枝を切る時期にタイムラグがある事は書きました。
バラは年に2回剪定すると言われ、秋バラを咲かせるために9月初旬に剪定してきました。
実はこの「秋剪定」は日本独自と云ってもよい気がします。
日本で秋剪定が広まった理由として、バラ園が秋バラをイベントのために一斉に咲かせるためや、秋のバラコンテストに出品する方の手法が、長い間バラの育て方に組み込まれていたと思います。
ヨーロッパに行って、バラ園やナーセリーで聞いてもやっていませんとの答えが。
それが寒いイギリスやドイツはともかく、イタリー、スペインなどの暖かい地方でも同じです。
バラの趣向も変わってきています。
例えば西武ドームで行われる「国際バラとガーデニングショウ」の会場で発売されているバラも、圧倒的にガーデンローズです。
家庭でバラを楽しむためのやり方があっても良いのではと思います。
私が育てているバラはイングリッシュローズが多いので、もうかなり以前から「咲いたら切る、咲いたら切る」の繰り返しでやっていました。
結果として庭から花が途切れないで、ブログネタにも困りません。
そのやり方を勝手に「エンドレス剪定」と呼んで、紹介を始めました。
バラ園ならともかく、家庭で一斉に秋剪定やるのは考え物です。
画像左
スピリット・オブ・フリーダム
花は小ぶりですが花弁の多さと、香りは健在です。
画像中
かおりかざり
完璧夏花ですが、この時期でも葉は健在でタフなバラです。
画像右
レディ・エマ・ハミルトン
花は小さく色は淡いので「どちら様ですか」と云いたくなります。
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