富山昌克(トミー)さんの園芸日記
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富山昌克(トミー)さん  大阪府
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ランの趣味栽培に関するひとりごと。その1

2014/08/23

1970〜90年代の話。

ギフトなどで花付きのランをもらって

1〜2か月ほど開花状態で楽しんだあと

いつのまにか枯らしてしまって

なんだか申し訳ない気持ちになって

その後、栽培法を調べたり、ひとに聞いたりして

自分で開花できるようになったっていうひとが

昭和の頃はたくさんいたはったような気がする。




昭和の頃のランっていうのは

シンビジウムのこと。




春先にちゃんと植え替えして、

芽欠きして、秋に室内へ取り込んだひとは

2〜4月に花いっぱいの満開状態に

玄関先に並べている風景がよく観られた。



だから昭和の頃のラン展って、

シンビジウムの根巻きがよく販売されていた。

根巻きっていう商品は

ラン屋さんが市場から仕入れたシンビを

根鉢を縦切りに真っ二つにして

透明のセロファン(opp)でくるんだもの。

どちらにも花がついていて、

安価な価格帯で販売できるので

そんな商品がよく売れていた記憶がある。


その頃、弊社は

タイ産のデンドロビウムの原種をたくさん販売していた。

理由は

温室がなくても、冬越し可能な

栽培が容易なものばかり選抜して

販売していた。

デンドロビム属はバルボフィラム属に次いで、

ラン科植物のなかでは種数が多いので

コレクション欲を刺激できるので

それはそれは

多種多様なデンドロを販売していたものであった。




当時、ランの趣味っていうのは

ヘンテコなランを収集していくのが

純粋な趣味の世界なのかな〜っていう思いがあった。

60年前から父がとんでもないラン好きなひとなので、

世界中からさまざまなランを輸入していた。



ヘンテコなランっていうのは、

当然、高温室、中温室、低温室、冷房室と

4つくらいの温度帯を作って栽培管理していた。




ラン展で販売できるランって、

低温室で管理しているものだけが

温室不要の強健なランっていう商品説明で

販売していたものだ。


そんな強健なシンビやデンドロから栽培にはまっていった

ひとたちが

やがて温室を建てて

さらにヘンテコなランをすべて収集しようとしていく姿が

ランのマニアさんだったと思う。

「ランの趣味栽培に関するひとりごと。その1」関連カテゴリ

みんなのコメント(2)

ありがとうございました。

その⒌から、さかさまに読んできましたけど・・・。


初めてランを迎えてから一年近くになります。
全部読ませていただいて、何かちょっとだけ分かったような気がします。

返信する

Tuzzy muzzyさんへ

ラン、栽培がうまくいけばいいですね。
わからないことがあれば、聞いてくださいね。
できるかぎりお手伝いさせていただきますね。

トミー

返信する
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