昭和の頃、
『ランを趣味で栽培してます』っておっしゃったかたは
温室を持っていらっしゃって、
ほぼカトレヤ派とパフィオ派に分かれていたような気がする。
当然、コチョウランもデンドロも趣味で栽培されていたと思われるが、
冬越しに最低温度が15℃までいらないラン(シンビやデンドロなど)は
当然、温室からあふれてしまい、
軒下や無加温室での置き場に移行されてしまうことが多かった。
また病害虫に弱いラン(コチョウランなど)は何十年も栽培できないので、
いつのかにかカトレヤとパフィオばかりが残ってしまうっていうことが実情だったと思う。
カトレヤもパフィオも
英国の審査基準が米国や日本へ伝わってきたので
美しい花かどうかっていう基準は、
花形が円形に近づくような育種方向があったので、
品種名が違えど、同じような花色、花形のものも多数出現してきた。
育種が進み、花形が円形に近づくと
反対に
野生種の
素朴な花形に惹かれてくるといった
原種好き傾向の趣味家もたくさん生まれてきたと思う。
時代は昭和から平成へ移り変わり、
温室内もランでいっぱいなってしまった趣味家のかたが多くなって、
レリアのような大型の株姿を持つようなランは敬遠されるようになってきたような感がある。
反面、株姿が小さいラン、すなわちミニ洋ランが持てはやされる時代にもなってきたのかもしれない。
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