富山昌克(トミー)さんの園芸日記
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富山昌克(トミー)さん  大阪府
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ランの趣味栽培に関するひとりごと。その3

2014/08/24

昭和の頃のラン展では、

この品種は『温室不要』っていう表示をして

ランを販売していたような記憶がある。

なかには、ラン展1週間の間に販売したいがため、

温室不要って書いたらあかんやん

っていうようなものまでも

表示して販売していたラン屋さんもいた苦い思い出もある。



わが国でのラン展文化は

もう50年以上続いていると思うのだが、

やはり多種多様なランを

毎年、たった1週間というイベント内で

急ぎ早に販売してきたことがまずかったんだろうか?

そこにはAccountabilityが存在していなかったのかもしれない。

Accountabilityとは説明責任のこと。



その個々の説明責任がちゃんとなされていなかったために、

現在、評価を受けているものがある。


日本各地いろんなところで講演させていただいていると、

『ランは枯れるから』っていうお声をよく耳にする。



その言葉のなかには

ランは難しい。

ランは咲かせられない。

ランは維持管理できない。

みたいな

否定的なイメージを含んだ、

残念な気を受けてしまうこともある。


パンジー・ビオラも枯れると思うのだが、

100円と1000円の違いからくる

悪いイメージなんだろうか?


昭和の頃、鉢花っていうジャンルがあって、

やはり花苗より高価なジャンルだと思うのだが、

昭和の頃は、鉢花に関する質問もいっぱいあったと思う。


『○○は何度栽培しても枯れるから・・・・・。』

花と緑に関する啓発を行うものにとって

これほど痛い言葉はない。


だからこそ、

なにがなんでもちゃんとお伝えしたい

という想いが芽生えてくる。



小生がお手伝いしている熟年大学で頂いた言葉がある。

『トミー先生のいうとおりにシンビとコチョウランを植え替えたら、本当に咲いたからうれしいですよ』っていうお言葉。

たまたまうまくいっただけだと思うのだが、

こんなことの積み重ねなんだろうなあ

とつくづく思う今日この頃(苦笑)。

「ランの趣味栽培に関するひとりごと。その3」関連カテゴリ

みんなのコメント(2)

こんばんは。

うんうんと頷きながら読ませて頂きましたうれしい顔

この趣味園の中でも、実際に育てる以前に、「ランは難しい。」「ランは咲かせられない。」・・・と思っている方は多いように感じています。

最近の住宅事情では、水やりのタイミングさえ掴めば、一部の高温性の種類を除き、十分に育てられる環境条件の方も多いと思うのですが・・・

今後も啓蒙活動、頑張って下さい指でOK
応援していますわーい(嬉しい顔)

返信する

こんちゃんさんへ

コメントありがとうございます。
啓発がんばりますね。
応援ありがとうございます。

トミー

返信する
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