蕾が出てきたら嬉しいものですが、できれば見栄えよく咲かせてあげたいものです。
画像は、本日upしたカトレア・トリアネー‘ピンクジェム’の誘引の様子です。
予め、バルブを支柱に誘引し、咲かせたい方向から光が当たるよう、鉢の向きを整えておいたものです。
蕾がシースから出てきたら、咲かせたい方向に支柱を少し斜めに曲げ、花茎を誘引します。
※この品種は、蕾の向きが整い難いことがあるので、ややきつく支柱を曲げていますが、多くの場合は、ここまで曲げる必要はありません。
花茎が、まだ伸びそうな場合は、ビニタイを緩く止めておきます。
こうしておくと、蕾の向きが、自然に整い、綺麗に並んで咲いてくれます。また、リップの向きが上下逆になることも防止できます。
③花茎が長い場合や、花が重い場合は、2ヶ所ほど止めても良いでしょう。
※蘭展で審査に出す場合は、一番下の花より上を誘引すると、審査対象外にされるので、出品される場合は、審査前に外しておかなければいけません。
参考
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=112566
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=113044
デンドロの場合も、花を咲かせたい方向から光が当たるよう、蕾がはっきり判る頃から、鉢の向きを整えておくと、見栄え良く咲いてくれます。
特に、花の向きが一方方向になるよう改良された比較的新しい品種ほど、この効果は大きいです。
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=134095
デンドロの場合は、主に新バルブに着花する品種と、前年バルブに着花する品種とがありますが、前者は新バルブが鉢の外側になるよう、後者は前年バルブが鉢の外側になるように支柱に誘引しておくと、花が他のバルブに邪魔されず、咲いた時の見栄えが良くなります。
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こんにちは
返信する誘引はまだ苦手で、した事がありません
が参考にして今年してみようと思います
こんにちは。
返信するいつもお勉強になる日記をありがとうございます。
今日、さっそく向きを考えて置いてみました。
(残念ながら、なかなか複数輪咲かないんです。。)
ヤマガラさん、こんばんは。
返信する誘引は、蕾を折ってしまうことを恐れて、そのままで咲かされている方も多いようですね
慣れないうちは、支柱を無理に曲げず、ビニタイも緩く止めるくらいが良いかもしれません。
鉢の向きを整えておくだけでも、結構綺麗に咲いてくれることが多いですよ
また、花が終わった際、切り取る前に、いろいろ触ってみて、どの程度の力を加えるとポキッと折れてしまうのか?確認してみるのも、良い経験になると思います
mokaさん、こんばんは。
返信する1輪でも、悪条件では、真っ逆さまに咲いてしまったり、葉の陰になる方向に咲いてしまったりするので、光の方向を考慮して、鉢の向きを整えることは重要ですね
輪数・・・これは光の問題でしょうね。
これまでより、若干強い光の下で育ててあげると、花数が増えてくれると思いますよ
早速お邪魔しております。
返信するカトレアもデンドロについても、とても分かりやすくありがとうございました♪
娘と息子は5匹の猫さん、こんばんは。
是非お試しになって、綺麗に咲かせてあげてください
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