ジュエリー家のクリスマス[i:73]｜園芸日記byジュエリーみみ｜みんなの趣味の園芸

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「新しい仲間も加わったことだし、今夜は歓迎会を兼ねてクリスマスパーティをやろうじゃないか」
紗奈「わあ、いいですね～大賛成です」
佳奈「賛成賛成～今夜は盛り上がりましょう」
菜奈「でも、いいんですか？マスター今日は車検代払ってピンチなんじゃ…」
「なに、ほぼ予定通りの金額だったから大丈夫だよ」
「じゃ、遠慮なく～」
紗奈「で、こちらが今日いらしたセレナーディアちゃんね。エレガントで可愛い雰囲気ね～」
佳奈「そしてこちらがマネッティアのルラオルブラちゃん…あら、早速仕事言いつけられたの？」
菜奈「確かにキャンドルに持って来いだけど…」
佳奈「マスターも人使い荒いわね～」

紗奈「ところでマスター、乾杯のシャンパンは？」
「いや、特に用意してないが…君たち、妖精だろ？」
ハーレム君「そうそう、酔っぱらった妖精なんて見たことないよ」
佳奈「別に高価なブランデーやワインでなくても、せめてシャンパンくらい欲しいわよね」
「飲み物ならコーヒーくらいあるけど」
菜奈「それは一応喫茶店という前提ですからね～」
紗奈「まあ、コーヒーでもいいですけど、じゃ、プレゼントは？」
「え？誰が、誰に…？」
佳奈「マスターが私たちに。当然でしょ？」
「あ、それなら君たちの背後の窓にレースのカーテン買ってきたから、それで我慢してくれたまえ」
菜奈「カーテンねえ…それはボロ隠しのためでしょ」
紗奈「もう期待する方が無理ね…じゃ、そろそろケーキが出てきてもいい頃ですね」
「い、いや、それもドクターストップが…」
「ええ～っケーキも無し、ですか」
「す、済みません」

「もう、マスター苛めちゃダメだよここの経営苦しいこと解っているでしょ？」
菜奈「まあね…ブラちゃんがキャンドルやっているところから解ってはいたけれど…」
佳奈「あそういえばいいものがあるじゃない」
紗奈「そうそう、見るからに美味しそうな…」
「シュークリーム」
「え～～～っ」
佳奈「この抹茶のクリームがもう溢れそう」
菜奈「私、抹茶味だ～い好き」
紗奈「私はセリーヌちゃんが甘くて美味しそうなケーキのトッピングに見えてきたわ」
「」
（デブデブ妖精のドワーフになっちゃえ）


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