偏愛　クリアファイル

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クリアファイルの扱いについて最近考えます。
それは、自分の使っているクリアファイルに
もっと自信をもっていいんじゃないかということです。
ここ数年の間に、ミュージアムショップ等で見かける
クリアファイルの種類がぐっと増えてきて、
葉書のように気軽に購入する記念品の上位ランキングに
食い込んできた気がします。
植物園や博物館に行っても、ちょっとしたお土産に
自分の記念品として、日常で使えるグッズに
よく購入します。
人にあげる分には良いのですが、自分のお気に入りの柄は
自ら選んで購入する訳ですから、
どんどん溜まってきます。
お気に入りですから、増えていく一方なのです。
仕事の書類を収納する時には、自然に
お気に入り軍団の中から　一軍→二軍→三軍と
お気に入り度合いに応じて、使用されて行く訳で、
最もお気に入りのファイルが、難しい仕事だったり
気合の要る仕事の書類に使われる訳です。

ちなみに現在のスタッフ宮内の
お気に入りファイルランキング　ベスト5は
1位：ショッキングピンクのウナギ犬
2位：和歌山で買った粘菌学者南方熊楠先生
3位：白馬五竜高山植物園で買ったメコノプシス
4位：撮影スタッフさんから貰った植物男子ベランダー
5位：平等院鳳凰堂の楽団天女大集合
どれも、色が賑やかだったり、知らない人が見れば
「それは誰？それは何？」というような柄ばかり
なのですが、使っている本人からすると、
目がチカチカ痛くなりそうなピンクのウナギ犬こそが
仕事への意気込みの証な訳です。

大きな商談の場で、相手が鞄から出したファイルが
坂本竜馬だ、おっ！こいつヤル気だなと。
そっちは維新だが、こちらは ハルク・ホーガンだぞ。
アックスボンバー受ける気合はあるかと。
見積書はスタン・ハンセン、
設計図はアブドーラ・ザ・ブッチャー、
仕様書にはタイガー・ジェット・シンも控えてるんだぜ。

・・・・・・・、ここまで来て薄々お気付きの方も
多いとは思いますが、書けば書くほど脱線して
取り返しのつかない状況になってきました。
実は、違う日記の前置きに軽くどうでもいい話を
書こうと思って書きだしたら、あれよあれよという間に
ここまで散らかり長い文章になっていまい、
本文に辿り着かなくなってしまったので、
分割したんですな。
こういうのを本末転倒っていうのかしらん。

さて、全国のクリアファイルが溜まって仕方ない
紳士淑女の皆様よ、
お気に入りのクリアファイルをどうどうと使おうじゃ
ありませんか。
面接に、商談に、打合せに、会議に、
取説の仕分けに、子供毎のプリント整理に、
あの人との文通の記録に・・・・・・。

会社の偉い人たちよ、自分の部下が訳の分からない
謎の柄のクリアファイルを持ち出して来たら、
こいつは本腰だなと、思ってあげてください。

同じクラスの気になるあの子がいるシャイなそこの君よ、
「時間割を入れてる、ヨツユビハリネズミのファイル
可愛いね。僕が飼っているのは
オオミミハリネズミなんだ」と
勇気を出して声をかけてみよう。

そして、ショップのグッズ企画担当者さんよ、
素敵な写真や、楽しい柄の商品をどしどし作ってください。
でも、これ以上ファイルが増えると困るので、
パラパラ漫画とかも作ってもらえませんか？
バナナの開花から結実まで　パラパラ漫画とか。

もう今日はここまで！とっぴんぱらりのぷう！

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