富山昌克(トミー)さんの園芸日記
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富山昌克(トミー)さん  大阪府
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いつもそうなんだけど、先日のトークも必死だったなぁ…

2015/05/04
いつもそうなんだけど、先日のトークも必死だったなぁ… 拡大 写真1

園芸の愉しさを伝えるために必死だった。


聴いて下さっている皆様のお顔の表情を確認しながら、トークの内容を変えていく。


台本など存在しない。


目の前にある植物を観て、それらのポイントにふれながら、

園芸、農業の根元的に問題に徐々に触れていく。


自然界のなかに

園芸という「芸事」も人間の「生活」も存在していることを理解して頂くために、腸内細菌と土壌細菌の話を絡めて進めていくのだ。

それら前ふりは有機農業の重要性と科学の研究開発から創出された化学肥料の有効性など、

農業とはなにか?を根底に話を進めていくことが多い。

救荒作物であるヒガンバナの歴史や現在文明が誇る一番の育種結果を持つ愛玩犬の話から肥溜めとはなにかという、「あの世とこの世の中間地点話」を盛り込んでいく(笑)。

ボクの話の結論は「話はんぶんにして聴いて!」というスタンスを維持している。

聴いてくださった方々がご自分の結論を導きだせるようにしているつもりだ。

嘘か本当かわからない微妙なバランス内容の話のなかに本当の真意があることを力説してるのだ。

「野菜作り」は身体を維持するための必須元素を提供するための農耕民族が編み出した計画的な食糧生産。

「ハーブ作り」は生活を豊かにするためのもの。痩せほそった土地でも生産可能なようにあえてあまり育種してこなかったものが多い。

「花作り」は四次元の芸術だと思う。

絵画は二次元、彫刻は三次元、ガーデン・庭いじりは時間軸を加えた四次元の芸術だから面白い。

移り変わっていく愉しさがそこに存在しているのだ。

枯らしたことをペットを亡くしたように、申し訳ないことをしたという想いを持つひとも少なくない。

様々な感情を抱けることが人類の特徴だから、枯らして申し訳ないという哀れみ、悲しみ、慈しむなど、慈悲という感情を抱いて当然だが、「引きずることはよくないことですよ」ってボクは力説してくる。

枯れてしまうのは「雨に当ったから」という教えにすりかえてもらうために必死にトークする。

株元の泥はねをなくすだけで枯らしにくくなることを理解して頂くために、マルチングの話に移行していく。

ここで土壌細菌の話にもどってくるのだ。

宇宙の歴史、地球の歴史、生物進化などなど、

お伝えしたいことが山ほどあるけど、

いつも時間が足りなくて、不完全燃焼な結末を迎えてしまう。


う~まっいいか!(苦笑)

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