タチギボウシの半八重。
4株目が出た。
今まで咲いた半八重同様、1・2番花が変化している。
昨年、採取したタチギボウシから高確率で半八重が出ている。
半八重の特徴は4株に共通しており、それぞれが独自に変異した個体とは考えにくい。
自生地には完全八重の個体がかつて咲いており、それに他の個体の花粉がついて種が周辺に散ったと考えるのが自然かなと思う。
自生地で採取する時はバックバルブを残して必要最小限だけ持ち帰っている。
残してきた半八重のバルブから花が咲いた時は新たな個体群が生まれるかもしれない。
再度自生地を訪ねてみたいが暑い日々で体調もおもわしくない。
また自生地は森が深く暗いため花が咲いているとは思えない。
仮説通り「完全八重」の個体があったとして、花が咲いてなければ見分けるのは不可能。
採取した地点を結ぶとおおよその範囲はわかるが…いくつもの個体が存在するから発見は困難だろう。
写真右・ 左側の色の濃いタチギボウシは「半八重1号」
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こんばんは。
返信する半八重の性質・・・どうやら遺伝的なもののようですね。
さらに後世代を育てるうちに、完全八重の出現も期待できそうに思います。
くっきりとストライプの入った花模様・・・涼しげで綺麗ですね
こんちゃん、おはようございます。
返信するそうですね、同じような花が異なる個体から出現したことを考えると半八重の個体群はF1なのでしょう。
今回の花は色薄めですが紫の筋が鮮明なのですっきりした印象の良花です。
採取した時に各個体のバックバルブを数えてみましたが10数年以上前のバルブが残っていました。
増殖のよいタチギボウシですが、毎年1芽づつしか出ていないことから自生地の環境はかなり暗いのだと思います。
ここ数年は開花した形跡も見られませんでした。
バックバルブは残してきましたから、環境が良くなったときには開花して新たな個体が生まれるかもしれません。
こんにちは
返信するよく聞く坪取りと同じ感じですね。変異の有るものはその周辺に似たものがよく出ると聞いています。
ギボウシの場合完全八重よりもこうした半八重個体から後代で八重を作出している気がします。
さいちぇんさん、こんばんは。
返信する寒蘭や春蘭等であると同じ形質を持った株が近くで出現した場合は坪を考えますね。
ギボウシだと似た性質を持った種子が散らばって群落になったというところでしょうか。
半八重になる形質をいつ獲得したのか気になります。
親株に遺伝的要素があったのか・・だとしたらその親はどこ?
でも親株さがしはまず不可能でしょう。
次世代育成で八重を目指してみます。
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