7月25日にアーチのつるバラ(キュー・ランブラー)の剪定で、古い枝を残しシュートを全部切った事に付いてずいぶん尋ねられました。
「つるバラの剪定は古い枝を切って、シュートをいかすのでは」との事です。
「バラの本には冬になってシュートを誘引して沢山の花を咲かせる」と良く書いてあります。
その通りですが、今回旺盛に伸びた多数のシュートを目の当たりにしたとき、合わせて沢山のヒップを付けた枝も目に付きました。
秋になってこれが色付いたら、ここへ来た方がきっと喜ぶのではと思いました。
私はあまり計画性が無く(笑)このアーチと向き合った時、シュートを全部切って、古い枝を残そうと決めたのです。
私はつるバラでシュートを大事にするのは、形を作っている時です。
面を覆い完成した時は、強いシュートはあまり歓迎しません。
一つの例として、埼玉にあるガーデンカフェ・グリーンローズさんのロサ・ムルガリーです。
ここが大好きな方が沢山居ます。
また沢山の園芸雑誌でも紹介されました。
私もここが大好きな一人です。
春は一面に覆うように白い花を咲かせ、秋には赤いローズヒップが見事です。
これも古い枝に付いたヒップを大事にしているからです。
バラって難しいと思うのか、いろいろな楽しみ方があるのねと思うのか、バラ遊びも自分流でやってみると面白いですよ。
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