作ったら終わりではなく始まり｜園芸日記by紙魚淑女｜みんなの趣味の園芸

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なかやまフラワーハウス　栗の里公園内
2015年4月19日
無料

・愛媛県伊予郡中山町
・市立（？）の植物展示場。他のハウスで生産した花苗などは出荷している。
・温室内で栽培される果樹は鉢毎にオーナー制度で収穫できるシステム。

勿体ないなと思う施設。
広くて設備の良い温室なのに、活かしきれていないように
感じてしまう。
過疎化の進む山間の町が、巨額を投じて建設したであろう
温室が設備を活かすことが出来ないまま、
老朽化していく現在進行形ではなかろうか。
温室としての活用も、屋根のある空間としての活用も
され切っていない。
道の駅的な使い方だって出来るはずだし、
撮影スポットや教育用施設としても使えるはずだけれど、
アイデアが無いのか、スタッフが足りないのか、
その気がないのか。
予算というのは実績にしか付いてこないから、
これでは宙ぶらりんなままだろう。
幟のデザイン、楽しいデザインになってて素敵なのにな。
行政は、予算を執行することを目標に計画を進めるけれど、
何故に、作ったものをどぶに棄てていくのか理解できない。
何であれ全ての物は、作る事ではなく使う事に意義があると思うんだが、
これって間違いじゃないはずだが・・・？
運営管理しているスタッフだって、歯痒い思いをしているんじゃないかと感じた。

モンステラの果実を売っているのを買えたのは
思わぬ収穫だった。
四国には植物園が高知県立牧野植物園しかない。
この温室がもっと活用されれば、愛媛県にも
植物園があることがＰＲ出来るのに。
勿体ない！


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