温帯産のシンビジウム。
熱帯産のシンビと比較して
試験管のなかでは
ちょっと増殖しにくい傾向がある。
生長点を摘出して、PLBもどきが形成され、
その後、ライゾームを形成していくことが多い。
そのライゾームのまま、じっとしてる(笑)。
おいおい、伸長生長していってよっていっても
頑固に動こうとしない。
だから過去、たくさんの研究論文がある。
たとえば、
https://www.jstage.jst.go.jp/article/plantbiotechnology1984/10/2/10_2_156/_article/-char/ja/
カンラン (Cymbidium kanran Makino) のライゾーム形成誘導に及ぼすオーキシンとエチレンの影響
島崎 一彦 高知大学農学部 公開日 2010/04/30
カンランのシュートからのライゾーム形成はエテフォン処理で促進された. シュートをアミノエトキシビニルグリシン (AVG) とナフタレン酢酸 (NAA) を添加した培地で培養すると, ライゾームの形成はNAA単独処理区で促進されたが, これにAVGを組合わせて処理すると抑制された. シュートのエチレン放散量はNAA処理で増加し, AVG処理で減少した.
研究ってぶっかけ試験がほとんど、
そんなに難しいことをやっていない。
でも愉しい。
なぜ愉しいかって?
それは人間以外の声を聴けるから。
研究者って、ある意味、違う次元を生きているのかもしれない。
花好き、
野菜好き、
果樹好き、
研究好きっていうのも悪くない。
ちかいいつかなにか発見するから待っててね(爆笑)。
右画像はトミーオフィス兼研究室の夢の扉。
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ナフタレン酢酸、ナフサクってパイナップルの花芽形成なんかに使われたりすものですね。挿し木の活着にも使われたようですが、成長促進効果があるんですね。一時は失効していたようですが農薬登録されてますね。
返信するあお@岐阜県さんへ
返信するよくごぞんじですね。
ケミカルコントロールって
愉しいですよね?
環境の影響にも考慮して
どんどん実験していきたいものですね。
コメントありがとうございます。
トミー
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