さよなら　渋谷区役所庁舎｜園芸日記by渋谷区ふれあい植物センター軟式｜みんなの趣味の園芸

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写真2

写真3

東京オリンピックの開催に合わせて
東京の街並みはどんどん変貌を遂げています。
渋谷区の中には幾つかの主な建物がある上に
渋谷駅周辺の開発も進んで、毎日のように風景が変わります。
大きな建物を作る計画をする人たちには
「作る」ことを目的にするんじゃなくて
「使う」ことを目的にしてほしいと強く願います。
作ったって使われなきゃ意味がないんだよ～。

風景が変わるのは別にいいのですが、通路が変更になるのが困りもの。
昨日まで使っていた道が無くなって、目的地までの経路を
どのように進めば効率的なのか
さっぱり分からなくなるんです。
渋谷駅に初めて降り立った人や外国の方には
さらに分かりづらいと思います。
どうにもならないけれど、どうにかならんかのう。

渋谷区役所庁舎も建て替える計画になっていて、
10月の頭に、役所の引っ越しがありました。
それから旧庁舎の中は空っぽで、お化けが出そうな
ちょっと怖い雰囲気だったのですが、
施設の中を芸術で埋め尽くす「渋谷のたまご」という
さよならイベントが開催されたので見に行ってきました。
詳細は以下のリンクでどうぞ。↓
http://www.shibuyaeggs.com/

写真左はフェルトで作られたカラス人間とスタッフ宮内。
他にもカエル人間とか金魚人間とか色々いました。
写真右は廃棄処分の机やキャビネットと植物が組み合わされた展示。

アートというのは、「何がいいたいんかよくわからん」と
思う方が多いと思います。
私もその一人です。
でも見ている中で何か感情に動きがあるとすれば
それが何なのか。自分がどうしてそのような思いに至ったのかを
考えるきっかけがアートなのかもしれません。
私は、何もなくなってしまった空間の中で
数年前に引っ越してきて、住民登録をした頃の事を
久しぶりに思い出しました。
いつの間にか時間が過ぎちゃったなぁ。

渋谷駅周辺の開発が終わって新しい渋谷になっている頃、
私は何をしているんだろう？何処にいるんだろう？
自分は何処ででもどうにか生きていそうだから
植物センターのガーデンに居る植物達が
すくすく育って元気に暮らしているといいなと思います。
バオバブがぐいぐい大きくなって、温室の中に納まりきらなくて
建て替えに悩むくらいだと嬉しいな。


早咲きのバラ🌹 2024/04/25	今日の植物 2024/04/25	フォンドメモリ... 2024/04/25

ペチュニアと‥... 2024/04/25	今朝のゼラニウム 2024/04/25	購入🛒購入🛒購入🛒 2024/04/25

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2024/04/25

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みんなのコメント（3）

しまくじら 2015/11/03

こんにちは。

うちの市役所も、できたときはデザインが斬新でおしゃれと言われましたが、使ってみると電気代がハンパないって、今度は批判の的にわからんものですね。

↑　のサイト、ずいぶん手をかけていますね

芸術というものは、理解するものではなく、感じるものだ。

・・・って、だれか言ってました
たくさんある中で１つでも、何か感じられれば、それでいいのでは？

「たまご」って言い方、いいですね。未熟なものにやたら冷たく当たるひともいますが・・・。あんたも昔はそうだったんだよ、って感じ。だれにでも、未来があるのよ。

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あお@岐阜県 2015/11/03

学生時代にフランクフルト学派の好きな先輩がいてベンヤミンの「複製時代の芸術」なんてのを読まされました。現代芸術は芸術から「アウラ」が剥ぎ取られ消費されるものになるなんて話です。さらには現代芸術は「きれいじゃない」ってのが加わったりしますね。
経路が分かりにくいと言えばベルリンのオリンピックスタジアムは駅からスタジアムまで大量の人が動く動線を考えて作ってあるのだとか。スタジアムは石造だそうで「第三帝国」の首都「1000年王国」を目指したものになっているそうです。

渋谷区ふれあい植物センター軟式 2015/11/04

しまくじら様
デザインがお洒落なのって、某病院とお揃いの
レンガ張りのあの市役所でしょうか。
あのデザインは素敵だと思いますが、
電気代がかかるとは知りませんでした。

「だれにでも未来がある」良いですね。
なんだかちょっと元気が出ました。
コメントありがとうございました。
スタッフ宮内　拝

あお＠岐阜県様
第三帝国の他のお仕事は、褒められたものでは
ありませんが、デザイン性の高さには
驚かされます。

いわれてみれば芸術から何か神秘性のようなものが
失われて、これらは消費するためだけの
存在になったような気もします。
コメントありがとうございました。
スタッフ宮内　拝