イフェイオン・パルビフロラの名前で販売されています。そして、ここの植物図鑑にもその名前が出てきます。ラテン語ではIpheion parvifloraとなりますが、この学名はどこにも出てきません。さらに調べると、Brodiaea parvifloraの学名が見つかります。Ipheionは当初、Brodiaeaに分類されていたものが多く、それでこの学名を見つけました。しかし、それは現在Dichelostemma multiflorumに変わっていて、まったくの別物です。なぜパルビフロラの名前で売り出されたのか、とても不思議です。
海外では、それをトリスタグマ・レクルウィフォリウムTristagma recurvifoliumとしています。その学名は命名学上T. sessileの同種異名としているのですが、別物とする説もあります。
2枚目の写真はTristagma recurvifoliumとされるものです。実生から育てたものです。日に当てて育てると葉はカーブするように伸びてrecurvifoliumの種小名にピッタリです。そして、葉幅はけっこう広いです。
1枚目の写真は直射が当たらない場所で2週間ほど前から咲いていたものです。実生から育てたものですが、ラベルが無くなっていますが、たぶん3番目の写真と同じものです。上のT. recurvifoliumと違い、葉が細長いです。私がウルグアイのモンテビデオ市内で採集した系統で、Flora Montevidenseという本にはTristagma sessileの学名がついています。ちなみに、これは欧米のHPには出てきません。
T. recurufoliumとT. sessileの写真を見比べたとき、自生地の違いによる変異とみるのか、別種とみるのか、、、、皆さんはどう思います?
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