日本水仙を考える｜園芸日記byしまくじら｜みんなの趣味の園芸

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写真2

写真3

本日のお勧めにゃんこ、その他　↓

http://mojokosan.doorblog.jp/archives/46250431.html

園芸日記の冒頭がこれ ↑ って、どーよ？
しかし今日は、けっこう笑えますよ

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さて、いつも今ごろの時期になると、水仙の話題が出てきます。「咲くのが早い」「同・遅い」「全く咲かない」etc.
うちは毎年咲くので、わかる範囲でアドバイスしてきました。

①（特に、チッ素）肥料は少なめ。
②葉は、半分以上枯れるまで、切らない（球根を太らせるため）
③日当たりは、さほど良くなくても可。
④何年も植えっぱなしだと咲かなくなるので、掘り上げて、球根を１個ずつ離して、植え替えること。そのとき、もったいないとか言わないで、小さい球根は処分すること。

などなど。

特に①②は重要で、それを実行した翌年、咲いたという報告も受けています。
園芸、あるある。「肥料をやれば咲く」と思っている人が多い。まちがいです。バラに手をかける人は、水仙には手をかけちゃダメ、ってのが、なかなか、理解できないみたい。
ぶっちゃけ私は、植え替えたら、葉が枯れたら切るだけ。後はほったらかしです。

実行して、それでも、咲かないって人もいるのよね。なんでだろうなー。「植え替えた翌年は咲かない」って断定する人がいますが、それはガセだと断定しておきます。

①
家の横の通路、左が南。数年前に植え替えて、このつぼみの多さです。

②
その近く、やはり左が南。こちらはもっと前に植え替えて、そのまま。つぼみは多いです。

③
中庭。今年、いちばん最初に開花したのが、ここ。

こちらは手前が南。ただ、家が右にあるので、日当たりはいいと言えません。
ここはもう、２０年以上も植えっぱなし。以前はよく咲いていましたが、ここ数年は少なめ。でも、これからだんだんと、つぼみができてきます。

うちはあちこちに植えているので、１１月から翌年３月まで、ずっと水仙が楽しめます。花芽がつくのにはどんな条件が必要なのか、毎年観察していますが、よくわかんないですね
「気温が関係する」という説もあるようですが、それだけでは説明できません。場所によって日当たりが違うので、そのせいで気温も・・・ということなら、わかりますけど。

「花が咲かない」って場合は、上記のことを試してみてください。野生に近い花は、自由が好き。根を広げたい。ずっと鉢植えだと、難しいかもしれません。

どんなに科学や医学が進歩しても、命を作ることができないのと同じ、花芽がどうやってできるのか、ホントはだれにもわからないんです。できるのは、できるだけいい条件をそろえてやることだけです。あとは・・・

「咲かせてみせる」
じゃなく、
「咲いてくれたらいいな」
ぐらいで

＊　２０１６年１０月２１日　追記。

・「一晩中、街灯が当たっている」とかいうのはＮＧ。水仙は昼と夜の差を感じます。
・少し深めに植える、ってのもいいですね。


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