みかんの主要産地の1つ、静岡県三ケ日では、今、外形面からミカンの品種を改良しようと研究所の有志が日夜改良に取り組んでいます。以下は、極秘ですので、趣味園以外には公開しないようお願いいたします。
この背景には、TPPの実施により、これまでオレンジ、グレープフルーツの輸入攻勢を何とかしのいできた国内のミカン産地も、貯蔵のきくみかんが海外から関税ゼロで輸入された暁にはひとたまりもないという危機感があります。このため、糖度、味などの改良はいうまでもなく、外形も従来の陳腐なみかん形から、もっとインパクトの強いものに変えていこうという方針が打ち出されました。
現在みかん改良5か年計画の初年度に当たりますが、当地における数万株のミカンの中から形が変わったものが出る木を選び、その交配に着手しました。そのごく一部を紹介しましょう。
三ケ日S-1号(画像1):ひょうたん型
所長と主任研究員以外は中身の袋がどうなって
いるか知りません。
三ケ日S-2号(画像2):ボストンバッグ型
あまり魅力のない形ですが、球形ではないので、
箱に詰めた場合、より多い中身が詰められるという
重要な利点を有しています。
三ケ日S-3号(画像3):ハート型
まだ開発途上で下部がハートのようにとがって
いないのですが、上記のS-1号との交配で
先がとがるものの作出に目途がつきました。
これについては、バレンタイン、その他の
需要が見込めることから輸出にも期待が
かかっています。
がんばれ三ヶ日!
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