12月7日の午後、縁側のカーテンを閉めようとしたら、カーテンの下の方に大きなバッタが1匹止まっていました。体長は5㎝くらいあります。
戸は全部閉めてあったのに、どこから入ってきたのか?と思いながらよく見ると、それは「ツチイナゴ」でした。
トノサマバッタによく似ていますが、これは成虫で越冬する種類で、♀でした。
外見は雌雄同じですが、腹端の形状が少し違います。
おそらく外に干してあった洗濯物に紛れて入り込んできたのだと思います。
「ねえねえ、来年の春までここに居候させてくんない?」
「い~や、外で越冬する方が気楽なんちゃう?」
「い~え、ここの方が居心地よさそうじゃん、いいよね?」
「しゃあないなぁ、じゃあ泊まって行きい、食べ物少ないけど…」
そんなやりとり?があったかどうか定かではないが、結局来年の春までの間、我が家で冬眠場所を提供してやることに…
「つっちーな」と名付けて、居間の窓際に植木鉢を利用した一戸建て?に入居してもらいました。
あれから20日近く経ち、越冬と言っても代謝活動を落として休眠するのではなく、暖かい環境下では餌も食べるみたいで、レタスや白菜など、家にある野菜類を与えると時折少し齧ったりしていますが、多くは食べません。
バッタの仲間なのでイネ科の植物を好みそうですが、今はないので代わりに庭のアメジストセージやレオノティス、バーベナ等、今生えている植物も入れてやってます。夜も暖かい部屋で、至れり尽くせり?です。
まずは一緒に新年を迎えられるよう、頑張ろうぜ、つっちーな…
① …出会った日(レースカーテンにちょこんと…)
② …カーペットの上で、ポーズ(目の下の涙模様がチャーミング?)
③ …プーさんの上で、ポーズ(この後思い切りジャンプしました)
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