長岡 求さんの園芸日記
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長岡 求さん  神奈川県
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スイセン‘フェブラリーゴールド’

2016/02/17
スイセン‘フェブラリーゴールド’ 拡大 写真1

February Gold : 6Y-Y. de Graaff Bros pre1923. ‘Golden Spur’ x N. cyclamineus
 私のリストにはこんなメモがありました。6Y-Yの6はナルシッサス・シクラミネウスの血を引く品種群であることを表し、Y-Yは『花被片は黄色、副花冠は黄色』であることを表しています。もし黄色に白ならば6Y-Wのように表されます。
 次のde Graaff Brosは育成者(この品種を作った人、会社等)の名前で、オランダのドゥ・グラーフ・ブラザーズという会社によって作出されたこと、そしてpre1923はスイセンの品種の登録制度が出来上がった1923年以前に選抜された品種であることを表しています。
 最後は両親の名前で、母親は‘Golden Spur’、父親はNarcissus cyclamineusであることを表しています。
 ネットで調べると1947年の同社のカタログに名前があり、"perianth golden yellow, trumpet tinged orange, very early. E.F.A.H. 1928”と説明があり、1928年より販売されているようです。ちなみに1947年で1球20ドルといいますから、1ドル360円ならば7,200円、今でも相当に高価ですが、日本の当時の初任給を調べると、なんと220円。。。とても買えませんね!!!

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みんなのコメント(2)

最初の投稿に若干の間違いがあり、修正します。

 まず、スイセンの品種の登録制度が確立したのは1955年からで、RHS(英国王立園芸協会)に登録の窓口があります。交配の両親の名前、初花が咲いた年、登録日、育成者などの項目を満たして登録されます。

 また文中にあるカタログからのコピーの最後にある"E.F.A.H. 1928"の意味です。E.F.A.H.はEarly Force Award Holderの略で、1928年に"Early Force Award"という賞を受賞した品種であることを表しています。そして、その賞はオランダ王立球根生産者協会 "the Koninklijke Algemeene Vereeniging voor Bloembollencultuur (Royal General Bulbgrowers' Association)"による賞のひとつです。

 ちなみに、公式に認められているスイセンの賞はオランダのそれに加えて、英国王立園芸協会(the Royal Horticultural Society)、ニュージーランドスイセン協会(the National Daffodil Society of New Zealand)、米国スイセン協会(the American Daffodil Society)の4団体によるものです。

返信する

昨年花友さんからいただいて
今は10本くらい咲いてます。

最初はすごくお高かったんですね。
びっくりです。

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