どこまでも曇った空を見ている。
窓を流れる雨粒が硝子に入った小さな亀裂に見える。
雨漏りがどこか見えない割れ目から水が浸みて、
いつの間にか目的地もなく伝って湧いてくるように、
私はずっと何かに不安を抱えたままで。
巣に帰ろうとする鳥の群れを今追い抜いた。
昨日よりも今日、今日よりも明日が、
私の心に浸みて寒いのです。
つきよのうみに いちまいの
てがみをながしてやりました
つきのひかりに てらされて
てがみはあおくなるでしょう
ひとがさかなと よぶものは
みんなだれかのてがみです
てがみ 寺山修司
日暮れの香りに怯えて逃げ回っている内に、
自分の陰すら見失って、それからずっと音信不通。
足音だけが付いてくる。
季節の変わり目は、自分を見失い易いからご用心。
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