ポツポツ、バラ開花！｜園芸日記by花フェスタ記念公園｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

今日から待ちに待ったゴールデン・ウィークですね！
もう、お出かけの計画は立ちましたか？渋滞が心配ですねｗｗｗｗ。

わたくし事ですが、このような大型連休に‘遊びに行く’という経験が全くありません。
幼少期も親が交通機関に勤めていたので、この時期はまず連休がとれず・・・。
学生時代も、某映画のテーマパークや某ネズミの王国で働いていたので、この時期はガッツリ稼いでいました(笑)
社会人になって選んだ職種もサービス業なので、来年も再来年もその次の年もびっちりと仕事でしょう・・・。

さて、園内では舞い散る八重桜と眩しい日差しを背景に、鯉のぼりが元気に空を泳いでいます。（写真・左）
バラもチラほら咲きだしていますので、ゴールデン・ウィークに因んで、黄金の様な黄色いバラをご紹介します！

（写真・中）は、'Hidcote Gold'という、まさに‘ゴールド’という響きがぴったりな黄色のバラです。
イギリスのHidcote Manor GardenでRosa sericea の実生から選抜された品種です。
このバラの注目点はその鮮やかな花だけではなく、新梢につく特徴的な形をした真っ赤な刺にあります。
まるで蝋細工の様な艶があり、光が透けると更に美しく、花のない時期もオーナメンタルな存在感を発揮してくれます。
唯一欠点は、暑さに弱いこと・・・。
ご先祖は、中国の2000ｍを超える高地に自生しているので、日本の高温多湿な夏は大の苦手です。
当地ではなかなか大きくなってくれません。

（写真・右）は、Rosa banksiae lutea（キモッコウバラ）です。
この時期、街のあちこちでもたわわに咲いている姿を見ることができますね。
皆さんが育てていらっしゃる分、管理方法についてご相談をいただくバラNo.1でもあります。
特に多いのは「大きくなりすぎて困る」という内容。
実はギネスブックに載っている「世界で一番大きいバラ」はこのバラの色違いだってご存知ですか？
アメリカ、アリゾナ州に植わっている木で、9000 (平方フィート) = 836.12736 m2（テニスコート約3面分）を1株で覆っているそうです。
一度、生で見てみたいものです。
大きくしたくない場合は、花後に伸びてくるシュートをお盆頃まで根こそぎ切り続ける事！
「かわいそう・・・」なんてためらわずに、‘ドＳ’に管理することで、コンパクトに毎年花を楽しめます。

本格的なバラの開花は、今日ご紹介したバラが散って、1週間程経ってからになるでしょうか。
当園の「春のバラまつり」は5/14（土）からスタートします。
次回、更新で詳細についてはお伝えします。

毎月第4日曜日に開催しております大好評の「バラの育て方相談会」は、5月22日、10時からです！

その他、園内の花の見頃・各種イベント詳細は当園のHPをご覧ください。
GW中の皆様のご来園をお待ちしております。


新たな紫陽花の... 2024/04/24	ブラックマジッ... 2024/04/24	シレネユニフ... 2024/04/24

花当てクイズ 2024/04/24	ブラックベリー... 2024/04/24	盆栽「白藤」 2024/04/24