生態園入り口の海岸植生地で、ハマヒルガオ、ハマエンドウ、コウボウムギなどの海浜植物が満開です(左側の写真)。ハマヒルガオはアサガオやヒルガオなどと同じヒルガオ科の植物で、淡いピンク色の大輪の花を着けています(中央の写真)。ツル性の茎は、上に伸びることなく砂地に沿って横方向に広がり、大群落を作ります。ハマエンドウはマメ科レンリソウ属の植物で、園芸植物のスイトピーと同じ仲間の植物です。花は美しい紫色をしています(右側の写真)。やはりツル性で、他の植物に絡まるための巻きひげがありますが、茎は上に伸びるよりも砂地に沿って横方向に長く伸び、群落を作ります。海浜植物には分布域のとても広い種が多く、ハマヒルガオはほぼ世界中の海岸、ハマエンドウも北半球と一部は南半球の海岸に広く分布します。これは種子が軽くできていて海水に浮かぶため、海流に流されて広範囲に運ばれるためで、海流散布と呼ばれています。
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