写真(左)は、交配種のダブル・ピンク・スポットです。濃いピンクの細かいスポットが、花弁に密に入っています。また、花弁の縁がフリル状に波打っているのも特徴です。
この花の株元を撮影したのが、写真(中)です。根茎の固まりの周辺部からしか、花柄が上がっていないのが分かります。皆さんも、この様な経験があるかと思います。
これは、初期の段階で、根茎を解いていなかったことによるかと思われます。購入株は、ポットのいっぱいに固まっているので、これを解かないでいると、中央部から新芽が出なくなってしまいます。注意しましょう
また、写真(右)は、交配種のシングル・バイカラー・スポットです。でも、ラベル(名札)には、何とダブル・グリーン・スポットと書かれています。
株が充実しない状態で咲くと、こういう事が起こります。もっとも、本来はダブルではなく、セミダブルなのかも知れませんネ。え~~~ん、花形や花色は変わります
この花を観察すると、クリスマスローズの本来の姿が見えてきます。一般にシングル花では、花弁が5枚あります。この内、表側の2枚と他の3枚とでは、グリーンの入り方に違いが認められます。
表側の2枚はピンクの色合いが濃く、他の3枚はグリーンが強く発現しています。
交配が進むと、この5枚の花弁の色合いが均等化されてきます。この写真の花は、そう言う意味では、交配が進んだ整形花ではなく、自然状態に近い花と言えるでしょう。
皆さんも、観察してみてください
ちょっとした事ですが、観察が楽しくなってしまいます。
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はじめまして六花と申します。
返信するクリスマスローズが好きでいくつか育ててるのですが
わからないことだらけで・・・
真ん中のような株 うちにもあるんです
気になってたので病気とかじゃなくてホッとしました。
こうなってしまった株を治す方法がありましたら教えてください
六花さん、はじめまして
返信する真ん中のタイプが、けっこう見受けられます。
治療法は無いですが、外科的手術は可能です(笑)。
株分けして、根を完全にほぐしてから、植え直す手があります。
しかし、そろそろ暖かくなってきたので、根に負担をかけない方良い季節になりつつあります。
できたら、株分けは10月上旬~中旬頃が良いかと思います。
花のない時期の管理も大事ですから、頑張ってください。これからもよろしくお願いいたします。
お答えいただいてありがとうございます。
返信する外科的手術ですか(笑)
秋までしっかり観察して 実行したいと思います。
こちらこそ よろしくお願いします (^^
このような株は、水が内部に入り難いので、夏越しでは注意してください。
返信するこんにちは。
返信するはい。すごく~くよく分かりました。
今後、気をつけます。
グロリオサさん、頑張ってください。
返信するうちにもありますが(笑)。
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