今年もまた、玄関に通じるスロープ脇の咲き分けツツジ(サツキツツジ)が咲いてきました。
もともとこのサツキは、盆栽だったおかげで、空襲の時にも蔵の中で無事に過ごし、その後も長い年月を経て、引っ越した後庭に地植えにされてからも40年以上たったために大きくなり、元の枝ぶりとは全く違ってしまいましたが、江戸時代からずっとこんな咲き方だったのかどうか、でも、自分が幼かったころからすでに様々な花芸を見せてくれた花。
何とか自己流で透かし剪定を重ねて、今もこうして咲いてくれるのを見ると感謝の気持ちでいっぱいになります。
様々な花をつけていますが、3枚とも同じ1株の咲き分けツツジの花です。
(5月12日撮影)
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おはようございます!
返信する咲き分けツツジ(サツキツツジ)が咲いているんですね。
しかも、40年もの・・・素晴らしい~~
いいな~、私もツツジを1つだけ持ちたいのですが、
(ベランダのスペースを考えて)
咲き分けも候補の一つにしよう!!!
きよさん、こんにちは^^
返信する正確には40年物ではなくて、こちらに引っ越して庭に下ろしてからが40年で、前の家にいたころは既に盆栽の状態で存在してました。
戦時中はその盆栽の状態で、空襲でそのあたり一帯が火の海になった時にも、どうしても守らなくてはいけない盆栽を入れてあった蔵は焼け残ったのだそうです。この皐月は「五葉の松」や「天神さんの梅」や「五色椿」などの盆栽と同じように戦争を生き抜いた鉢の一つです。
あたり一面焼け野原になった時に、周りの人たちに見ていただけるようにと、松や梅や椿は庭に下ろしたそうで、幼いころからすでに大きな状態だったのを見ていますが、サツキの類はみな盆栽の状態のままでした。
これらの中には拝領物の江戸時代からのものがあると聞いています。幼い頃は、庭師さんが毎月来てくださって、手を入れていたのをくっついて眺めていたので、何とか見様見真似で、当時庭師さんからお話していただいたことも思い出しながら、自分で手入れしているのですが、やはり、素人ですので、限界を感じる毎日です。
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