庭の隅で堆肥作りをしています。蓋付きのコンポスターを使って、生ごみ、シュレッダーにかけた枝、刈った芝や古い鉢土を層にして入れます。ネズミが寄り付かないように、玉子の殻や食べ残し(残ることはまずありませんが)は絶対に入れないようにしていたのですが、この冬、遂に容器を喰い破って侵入しました
入り込んだが最後、土中深くまでトンネルを掘って営巣するので、先週中身を全部出し、コンポスターを修復しました。継ぎ目部分が外れかかっているので、電気ドリルで穴を開け、針金で修繕。ネズミが開けた穴も針金を何重にも渡して繕いました。これまでは地面にじかに置いていましたが、コンクリート板を敷いた上にコンポスターを載せて、トンネルが掘れないようにしました。もう一度中身を入れ直し、これでひと夏、気持ちよく使えます…と思いきや…甘かった
完成三日後、蓋を開けたら中が荒らされています 修復した穴の隣にさらに大きな穴を開けて、また入り込んでしまいました
コンクリートの壁を齧るくらいですから、プラスチックのコンポスターなんて、おせんべいほどの固さも無いのでしょう
早速コンポスターの中に毒入りの餌を置き、再訪。『コンコン、入ってますか?』ノックしてからでないと蓋が開けられません いました、まん丸のドブネズミ!クマネズミのように、屋根裏などに上がって来ないだけマシですが、地下鉄の線路や下水道を走り回ったり、運河で泳いだりしているヤツです。
使った毒は、数日するうちに臓器出血を起こすというモノです。『その場でこと切れずに、巣の奥深くに籠って二度と出てこないので、死骸を目にすることも無く、女性でも安心して使えます』というのが売りです。・・・と言うことは、コンポスターの奥底深くに潜んで内出血?!
昨日は朝からもう一度コンポスターを持ち上げ、いつでも逃げ出せる態勢で少しずつ山を崩しました 恐る恐るなので、丸く固まったものが出て来るたびに飛び上がりそうになり、大きなミミズを尻尾と見間違い、散々な目に遭いました
ところが不思議なことに中はもぬけの殻。毒を喰らってすぐ、コンポスターの穴から抜け出したのでしょう。無駄骨でホッとしたような、腹が立つような、複雑な気分。再度穴を修繕し、設置し直し、中身を積み直しました。駆逐業者のホームページに、テレピン油をたっぷり含ませたボロ布を入れておくと良い、と書いてあったので、四隅に入れておきました。ホームセンターで、かくかくしかじかでテレピン油が欲しいと言ったら、若いお兄さんが急に目を輝かせて、『ボクだったらシンナーにするな~』シンナー中毒のドブネズミにうろうろされた日には、庭に出られません
コンポスターはごみの削減になり、とても良い堆肥が出来ますが、ネズミが入り込んで苦労する人が多いようです。皆さんどんな対策をしているのか検索したところ『コンポスターの中にヤマカガシ(蛇)が棲みついてからはネズミが寄り付かなくなりました』というのがありました
奥さまも寄り付かなくなってしまったそうです
ドブネズミの巣穴画像を載せるわけには行かないので、今咲いている花、セントーレア モンタナとヒアシンソイデス ヒスパニカです。どちらも気まぐれに堆肥を与えるだけでモリモリに咲いてくれます。セントーレアの蕾は実に綺麗な群青色をしています
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おはようございます。
返信する鼠との戦いですか。
自然が豊かなので、お庭にはいろんな動物達が来るんですね。
鼠がコンポスターを食い破るなんて考えてもいませんでした。
ヤマカガシはいかんでしょう。
奥様も寄り付かない、小春さんも寄り付かないですね。寄りつく、まさか。
ご愁傷様です。
返信する昨日は葉月よしこさん(シャンソン歌手)と言う方の歌を聴かせていただきました。
パリでルイ・ビトンさんと食事をしたと喜んでいました。
ネズミ嫌ですねえ。蛇はもっと嫌だけど。
我が家はプラスチック製なので現れないようです。
パン屑を入れると発酵が早くなるのは知ってたけど皆さんいろいろ苦労なさってるんですねえ。
こんにちは
返信する苦労お察しします
鼠もヘビもいやですね ハムスターなら可愛いですむんだけど
どの花も綺麗に咲いてますね
すごいね。そういうネズミをたくさん集めてなんか出来るといいのに、破壊はするけど建築は出来ないのか。
返信するそれより一つ気になったのが、「しかじかかくかく」
あれ「かくかくしかじか」だと思ってたけど、反対でもいいのか・・それともドイツに行ったら反対になっちゃった?
おはようございます。

小春さん、逞しいです。お疲れ様です。
返信するセントーレア お花の感じが私が先日、ポチっとしたエリンジウム ビッグスターというのに似ている気がしました。まだ、現物は到着はしていないのですけれど
セントーレア 綺麗なお花ですね。丈もそんなに大きくなさそう。耐寒性、もちろんありますよね?
ヒアシンソイデス ヒスパニカ
以前、日記に訪問頂いた時のブルーベルとは違うんですよね?でも、よく似ていますね。
ネズミ 騒動記 私にはとても小春さんのように覗いたりは無理です
ネズミ あの尻尾がダメです。ハムスターもネズミを想像してしまうので無理です
こんにちは。
返信するブルーのお花が綺麗に咲いてるのにお花の説明無し。
堆肥作りをされているのですね。
いいことですが、ネズミの被害が大変なようですね。
野ネズミでしょうか。
苦戦されていますね。
こんにちは
返信するねずみ騒ぎ大変でしたね
一度ここに餌があると覚えると毎日やって来るんでしょうね
小さなかやねずみでも、作物を荒らされると頭来ますから、どぶねずみだと「コノヤロー」ってなりますね
かわいいお花と記事のギャップがおもしろいな~
ねむりねこさん
ヨーロッパヤマカガシは毒は無いそうですから、開ける時はノックです。でも中でじっとしていてくれるわけではないので、お隣の奥さまが何と言われるか・・・
返信する今日は
強化プラスチックで、見た目は頑丈そうですが、通気口の部分が齧られます。ドブネズミは湿った所が好きで、しかもコンポスターの中は冬場でも暖かいですから、ご機嫌だったと思います。
寄り付ききます
はとさん
返信する今晩は
このコンポスターもプラスチックで、見た目は頑丈ですが、通気口の穴周辺から喰い破られます。
蛇の方がもっと嫌ですか?ヨーロッパヤマカガシというのは毒性は無いそうなので、棲みつかれてもお互いに慣れれば大丈夫かなと思います。小さな野ネズミやかやネズミは以前からいて、こちらは球根や種を食べます。
なおさん
返信する今日は
びくびくしながらの肉体労働で、全身筋肉痛です
野ネズミや、かやネズミなど、マウス系は小さくて可愛いのですが、花壇や鉢から急に飛び出してくることがあります。
どうしてでしょうね、同じ四足なのに犬や猫は愛され、マウス系は絵本でも主役、ラット系は忌み嫌われて悪役です。
ひかるりさん
「かくかくしかじか」って、初めて聞きました
私はとんでもない言葉の間違いとか思い込みがしょっちゅうです。紋甲いかは蒙古いかと思い込んでいました。高校の同級生たちに『モンゴルの大地でイカが獲れるか』と爆笑されました。
返信する今晩は
ありがとう、直しておきました。ドイツへ来る前から逆転していたと思います
ベルギーの Apopo という団体が、ラットを使った結核の探知と、地雷探知で成果を上げています。犬の1,5倍の嗅覚があり、体重が軽いので地雷が作動してしまうことも無く、安全。ヒーローラットと呼ばれています。
http://feely.jp/22241/
miyu さん
返信する今晩は
エリンジウムはアザミの仲間で、トゲトゲしています。セントーレア モンタナは宿根矢車菊です。律儀で良く咲きますが、25℃でも直射日光ではぐったりして、下葉が枯れてきます。涼しい日が続けば切り戻してもすぐに蕾を付けます。モンタナ=山岳地方ですから、miyu さんの所にはピッタリの花です。
イングリッシュブルーベル(ヒアシンソイデス ノンスクリプタ)と同じ仲間ですが、ヒスパニカの方が大株になります。
農婦だった義母はネズミの死骸など平気でつかんで捨てます。自分であれこれするようになって、少しは逞しくなりましたが、まだまだ修行が足りません。
かんちゃん
返信する今晩は
ブルーの花、セントーレア モンタナは宿根性のヤグルマギクです。何もしなくても綺麗に咲いてくれますが、暑がりですね。直射日光が当たるとぐったりします。
ヒアシンソイデスはこのヒスパニカ種と、イングリッシュブルーベルと呼ばれるノンスクリプタ種がありますが、ヒスパニカは大株になり、一つ一つの花も大きいので見ごたえがあります。
野ネズミは堆肥には入って来ません。とても小さいので、鉢穴から潜り込んで球根を齧ったり、種が出来た花を摘んで集めたりしています。黄色い花を咥えて、チョロチョロ芝生を横切って行く姿が可愛いです。
ドブネズミはジメジメしたところが好きで、コンポスターの中は、ゴミが分解されるときに熱が出て温かくなりますから、冬越しにはうってつけなのでしょうね。厄介です。
ann さん
パンにチョコレートクリームを塗って仕掛けておくと、面白いくらい捕れます。甘党ですね
返信する今晩は
ann さんもモグラやアライグマと闘っておられましたね。先ずは闘うそぶりを見せないと、なめられたら完全に居ついてしまいます。
野ネズミやかやネズミは、悪さをするようになるとネズミ捕りで生け捕りにして、森や空き地に離しています。当面困らないように、ひまわりの種などを持たせています。空き地にひまわりが生えていたら、小春さんの仕業です
小春さんの日記を、楽しく拝読しながらも、ネズミを追って蛇は来ないのかなぁと、蛇が(毒がなくても)怖い私は思っておりました。
なんてお優しい小春さん、それじゃあ、味を占めて再訪ということにはならないのでしょうか?

返信するやっぱり!出てきたー!
↑ドブネズミは毒殺してもいいけど、野ネズミやかやネズミは、やってはいけないのですか?
まぁ~っ
私はただ、その森がひまわりの群生地にならないことを、祈るばかりです。
あぁ、このセントーレア、ジョージアのウシュグリ村の山で見ましたよ。
雪媛さん
電気ドリルが回っているにもかかわらず、急ぐでも、悪びれるでもなく通り抜け、こちらは腰が抜けそうでした
そのまま閉まったドアの隙間から消えました
ハタネズミも厄介ですが、あんまり可笑しくて、戦う気力が失せてしまいました。
今は低層住宅が並んでいます。
返信するお早うございます。
雪媛さんのお宅は蛇が来る可能性があるのですね。この辺りでは見かけません。東京23区内ギリギリの実家には、青大将やシマヘビがいました。武蔵野の面影を残していた時代です。
いえいえ、小さなマウス類にも専用の毒があります。お目々がパッチリして可愛いというだけで、ただの依怙贔屓です。いずれにしても毒は専用の容器に入れるか、他の動物が来ない場所に仕掛けなければなりません。
いつだったか、地下室で電気ドリルを使っていた時、しゃがんだ私の脚の間を後ろから潜り抜けて行ったハタネズミがいました
フンボルト大学農学部の実験農場が近所にあるのですが、財政難で一部を切り売りし、空き地になっていました。見事なヒマワリが並んでいましたが
ウシュグリ村、検索してみました。ヨーロッパ最後の秘境だそうですね。やはり山でしたか。暑がりなわけです。
ドブネズミですか~嫌ですね~
返信する昔 古い家に住んでた時 庭にネズミが出たので
ねずみホイホイ?知ってるかな~
ゴキブリホイホイみたいなの~ 粘着テープに体がくっついてました~ それをゴミ袋に入れて捨てたのを思い出した~
そういうのを処理するのは嫌ですね~
もう40年くらい前のことです~
ボタンちゃん
朝起きて、ドブネズミにお早うさんはたまらないので、下水管を全部新しくして、ネズミ返しを付けました。
は狭い所が大好きですね
返信するお早うございます。
クマネズミは乾いた場所が好きで、壁を登れるので、屋根裏に入り込みますが、ドブネズミは名前にふさわしく、下水管や、庭だったらコンポスターのようなジメジメしたところが好きなようです。下水管にネズミ返しが付いていない古い家では、トイレの蓋を持ち上げて屋内に入って来ることもあります
ネズミホイホイ、以前友人が日本から持ってきてくれて、使ってみました。早速猫が潜り込んで、毛を切ったり、テレピン油で拭いたりの大騒ぎになりました
こんばんは
返信する凄い凶暴なネズミがいるんですね。
家の中で鉢合わせなんて絶対にしたくないですね。
ネズミって卵の殻好きなんですか?
そちらにもセントーレアのお花あるのですね、私も数年前に知ってとても素敵なお色だなと思っていたところです。
ヒアシンソイデスの群生もとてもきれいですね。
華さん
調理したものや卵の殻は入れるなと言いますが、野菜果物の屑だけでも入って来ましたから、中身に関係なく、温度湿度が心地良いのだと思います。
返信する今晩は
野ネズミ、かやネズミは鉢穴からでも入れるサイズですが、ドブネズミとなると迫力があります
セントーレア、良い色ですよね。蕾の群青色もとても綺麗です。ただ葉が薄い分、暑がりです。
ヒアシンソイデス、ブリュッセル近郊の『ハルの森』という所の群生を見に行く予定だったのですが、テロで止めにしました。森一面のイングリッシュブルーベルに靄がかかるところなど、一度はこの目で見てみたいものです。
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