ツルバギア・ヴィオラケアにアルビノ個体が出現しました。アルビノは差別用語になるのでしょうか、山野草などで青軸白花といわれるものと同じで、色素形成に関係するいずれかの遺伝子が壊れることにより、色素形成がなされないものです。
二つ目の写真の手前が同じ株ですが、後ろに写るふつうの株に比べて葉色が淡く見えます。3つ目の写真は従来の白花個体です。蕾はピンク色を帯びていて、開花すると白花になります。
アルビノ個体は育種を行う上で使い勝手の良いものです。つまり、種間交雑などに使うことで新たな花色を導入しやすくなります。また、白花と八重咲きが出現するとそれ以降、急速に花色などに多様性が出現すると、一般的にいわれます。どちらも遺伝子の異常によるものですが、あちこちに突然変異が起きやすくなるからと考えられます。もしかしたら、ヒガンバナ科ネギ亜科に固有なニンニク臭がない個体が出現するかも。。。。
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