デンドロ・ノビル系品種は、未開花バルブ、あるいは旧バルブの花の咲かなかった部分を1~2節に切って、茎挿しで増やすことが可能です。
この際、挿したバルブの一部が水苔の上に見えている状態であることが大切です。
バルブ先端部は、節間が短い場合がありますが、2節であれば十分な大きさがあり、水苔に埋もれることなく挿すことが可能です。
実際にどうなるか?、実験してみました。
①2月25日に、旧バルブの花の咲かなかった部分を切断して、水苔に挿しました。
②右の鉢には、挿したバルブが隠れるくらいに、水苔で覆いました。
そして・・・
③現在の状態です。
正しく茎挿ししたものは、100%近く芽が出て、小苗が出来つつあります。
一方、バルブが見えないよう水苔で覆ったものは、1本の新芽も出ていません。
実際に実験してみて、ここまで明確な差が出るとは想像していませんでしたが、デンドロの茎挿しにおいては、挿したバルブが見えない状態だと、小苗が得られる確率は極めて低いということが再確認できました。
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デンドロも種類によっては茎刺しできるのですね。
返信する勉強になりました。
おはようございます。
返信するわかりやすい実験でしたね。
参考になりました。
赤ちゃん苗から開花までどのくらいかかるんでしょうか?
おはようございます
返信するデンドロの茎挿し実験は明確な差が出ました。光が必要ということでしょうか。
元気な小苗がたくさんできましたね。
くりたけさん、こんばんは。
返信するデンドロは茎挿しできる種類が多いですが、特にノビル系、あるいはそれに近い種類は、容易で、一度に多くの苗を作ることができますね
フォーミディブルなど、その他系統も可能なものもありますが、萌芽率が低い場合が多いです。
みちよさん、こんばんは。
返信するほんの少しの方法の違いで、結果が大きく違いますね
デンドロ・ノビル系では、新バルブ咲きの花付きの良い品種では、2年目で花を見ることができますが、通常、生産者でも、3年をかけることが多いようです
たねたねさん、こんばんは。
返信する葉の無いバルブの一部でも、光に感応しているということが想像されますね
デンドロは、株元の少し膨らんだ所に一番大きな芽がありますが、高芽を深植えにした場合でも、埋もれてしまった株元からは萌芽しませんね
・・・なので、デンドロは、根だけが隠れるくらいの浅植えにするんですよ
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