宮廷画家のピェール=ジョセフ・ルドゥーテは、無類のバラ好きだったジョセフィーヌ王妃が集めたバラを描いた「バラ図譜」を製作。
そのボタニカルアートは今も人気で、各地でコレクションの展覧会が行われています。
私が始めて見たのは、10数年前でその頃でもまだ描かれたバラがあると聞いたので、育ててみたくなりました。
オールドローズはあまりにも品種が多いので、ルドゥーテが描いたバラをテーマ集めてみました。
その頃はオールドローズも今ほど無く、海外のカタログを見て取り寄せたりしていました。
そして咲いた花は実物の方が良かったり、描かれた方が数段良かったりしました。
その頃3年ぐらいで15品種ぐらい集めた記憶があります。
その中の一部を紹介します。
アルバ・セミプレナ・左
系統 アルバ 一季咲き
花つきがよく5~10輪まとまって咲き、ローズヒップは艶やかな赤色で、実も楽しめます。
ロサ・ケンティフォーリア
系統 ケンティフォーリア 一季咲き
花弁数の多い大輪の花で、強い香もあり今でも人気が有ります。
重なった花びらの様子から「キャベッジ・ローズ」の名前で親しまれています。
ルドゥーテも好んで描き、作品も多く残っています。
ロサ・ガリカ・ヴェルシコロール
系統 ガリカ 一季咲き
ロサ・ガリカ・オフィキナリスの枝変わり品種。
当時は絞りが珍しく、イギリスでは今でも人気が高い。
別名 ロサ・ムンディ
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こんにちは。
返信するどれも美しいバラで画家の心をひきつけたのも、
なるほどと頷けます。
私はいつもロザ・ムンディを探しているのですが、
オールドローズは専門のナーセリーでないとなかなか手に入らなくて残念です。
>「キャベジン・ローズ」
これはキャベッジ(Cabbage、キャベツのこと)のことでしょう?
キャベジンじゃ薬になっちゃいます
ケンティフォーリア=センティフォーリアでしょうか?
返信するだとしたら、香水の原料になる代表品種ですよね。
ダマスクよりも好きな香りです!お庭があれば1本欲しいなぁ…
庭ふくろうさま
返信するご指摘有難うお座いました。
その通りで訂正いたしました。
ravさま
ケンティフォーリア=センティフォーリア(centifolia)同じです。
私も両方で書かれているのは承知していますが、先ずは「NHKバラ大百科」の品種表示を参考にしています。
おっしゃる通り地域によっては香料の原料用に栽培していますね。
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