枝変わり、芽条変異とも言いますが、ミューテーションmutationはある芽に現れる突然変異のことです。
夕方、圃場でレインリリーをチェックしていて、見慣れない花が咲いているのに気付きました。ストライプのクリナムです。以前、Crinum zeylanicumというストライプの花を咲かせるクリナムの花粉を分けていただき、交配したことがありましたので、それの初花かとおもったのですが、よく見るとCrinum 'Bladley'という品種の芽条変異でした。
最初の写真はCrinum 'Bladley'の花で、それは2番の写真の親球根に咲いています。2つ目の写真の右手に見える花茎の先に咲いたのが3つ目の写真です。ほんと、驚きました。
そして、さっそくこの品種の両親、交配を調べました。Crinum scabrum x C. flaccidumで、scabrumは確か南米原産のストライプ花の原種、もう片親はオーストラリア原産の白花種です。どうも、この芽条変異はscabrumの血が出現したもののやうです。不思議ですね。
たぶん固定すると思いますが、いずれ親から分けて、名前をつけましょうね。
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最初、Poss Bradleys Giantの芽状変異として紹介しましたが、その隣に植えてあったBradleyという品種でしたので、修正しました。
返信する前者はオーストラリアから、後者は米国から輸入したものですが、ほとんど区別できませんから、同じ品種か兄弟の品種だろうと思っています。
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