お久しぶりでございますm(__)m
だいぶ前回から日があいてしまいましたが
今日はお約束だったシクラメンの
病気発生の際の薬剤の使用について
情報を整理してみたいと思います。
しつこ〜く最初にお断りいたしますが
専門家でもなんでもなく、一愛好家の考えですので
「ふーんそんな発想もあるんだネー」くらいで
読んで頂けたらと思います。
では、参ります
シクラメンの葉や茎が、速いスピードでぐずぐずと
溶けはじめる病気(主に軟腐病や萎凋病など)には
何をどのタイミングで使えばいいのでしょう。
これらの病気は細菌が引き起こすもの
ということで、細菌由来の病気には
抗生物質(園芸用の)を使います。
ただ発病してからでは効かないことが多く
いまのところ特効薬もないようです。
ゆえに「予防が1番の対処法」ということになります。
この際なので、抗生物質が効くしくみについて
ちょっと調べてみました。
参考にしたのはヒトの医療用の話ですが
原理はほぼいっしょかと思います。
抗生物質は細菌が自らにとりこんだ際に
効果を発揮する。(専門的な表現は分かりませんが
多分「抗生物質のきいたシクラメンの組織を
細菌がたべたら」とかそういうこと)
なので菌が来る前に、対象の組織に
抗生物質が行き渡っていることが重要・・・
うむーなるほど。そういうことか。
ぐずぐずになってしまった組織は
すでに壊れてしまい機能していません。
つまりそれは、薬剤がそれより先の部分にはもう
届かないということ。
これが発病後は効かないとされる所以でしょうか。
ではもし病気を早期発見し、すぐに抗生物質を
投与したらどうなるのでしょう。
菌が拡がるスピードと、薬で満たされるのと
さてどっちが早いのか。
「助かるケースもある」とされるのは
薬の足のほうが早かった場合なのかもしれませんね。
溶けてしまった茎葉は元には戻りませんが
健全なイモ部分が残れば、そこからは芽吹く
可能性があると思います。
「予防」を具体的な作業に落とし込むと
植え替えの後、または植え替え中に
(↑の理論でいけば植え替え前もいいのかな?)
抗生物質を根や葉に散布、または希釈したものを
灌水するという形になりそうです。
また病気が出そうな蒸し暑い季節の前に散布も
よさそうですが、その際はほかの殺菌・殺虫剤と
併用できるのか注意が必要になりますね。
↑すみません、ここまではまだ
フォローできてないですm(__)m
この予防法、今度試してみます。
シクラメンのよくある病気ではほかに
灰色カビ病もありますが、こちらは原因が
別(カビ)で殺菌剤が効きます。
適切に処置(患部をのぞく、殺菌する)をし
置き場の改善(雨よけ・通風)をはかると
比較的予後もよいようです。
写真1 その後浸食がとまらず更に切り進みました
写真2 切り取った部分
現在は強制休眠に切り替えるべく、水切り中です。
スーパー長文、読んで頂いてありがとうございましたm(__)m
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こんばんは
返信する補足です。
抗生物質は、耐性が出来ると効かなくなりますので、他の農薬を使ったりして,ローテーションで防除するといいですよ。
さいちぇんさん こんばんは〜
返信する長いの読んでいただいて、ありがとうございます!
耐性・・・そうですよね、
やっぱりできますかね〜(^_^;)
もうすぐ植え替え時期ですし
それまでにはもうひとつ、何か探してみまーす。
こんばんは。
返信する先日、思い切ったオペを施した、我が家のシクラメンは、さすがに救出は出来なかったようです
雨の当たらない軒下に置いてはいたものの、既に見た目が怪しい・・・
使用薬剤はベンレートでした。
早期発見、早期対処することで救えたのかもしれませんが、如何せん、うちのは、気付くのが遅かったのよね〜
失った部分が多すぎました。
薬剤も色々ですね。
興味深く読ませてもらいました。
まずは予防と、早期発見が大事なんでしょうね。
kikoさん こんばんは〜
返信するあの株、あやしそう?
いやあ、うちのだってまだどうなるか
分からないよお〜
この手の溶ける病気ってけっこう進行が速いし
適切な薬だったとしても助かるかどうかは
半々(もっと確率低いかも)って
いうのがまあ雑感です(^^;)
kikoさんちのが、ベンレートが効かない種類の
病気だったかどうかって、我らには
分かりようがないことだから
(病気の菌を特定するのは
組織検査するしかないと思う)
となれば、やっぱり広くいろんな病気を
カバーする可能性のある殺菌剤を使うのは
それほどのバッドチョイスでも
ないと私は思うんだ〜
お互いこれにめげずに、秋になったらまた
ゲットしましょ
はじめまして
返信する唐突に失礼ですが子供の頃、理化の実験で男子より活躍されてたんじゃないでしょうか。
kikoさんの日記もそうでしたが、ここまでやるんだ!拍手~という気持ちです。
尋ねるの怖いですが残ったシクラメンの予後はいかがでしょうか。
コーデックスが好きでアデニウムを育てています。
今年はシクラメンにも興味を持ち、どうやったら夏越しできるのかを気にしています。
日記、勉強になりました。
シクラメンばかりでなく、アデニウムや亀甲竜に同じ症状が出たときに転用できそうです。
芋焼酎さん
返信するコメントありがとうございます
アデニウム、いいですね〜!私も
フォルさんにブログで教わって
チャレンジしていたんですが、2年ほどで
育たなくなり、ダメにしてしまいました。
冬の低温時期が長すぎるんだと思います。
目覚めてこないんですよ〜
理化の実験で>
ははは
そんな風だったら学園生活楽しかっただろうな〜(笑)
学生時代はじつは理科系成績はそれほど・・・
だったんですが、
自然科学の番組など見るの好きでその世界にも
憧れがあるので「できそう」イメージ
持っていただけて嬉しいです
kikoさんもやってましたね〜。
これも助かればいいんですがたいがいは
病気見つけたときはアウトなことが
ほとんどで・・・この株は今
水切りし、とりあえずは休眠に入れたようです。
無事かどうかは秋になってみるまでなんとも、
なんです(^^;)
芋焼酎さんも夏越しチャレンジされますか
そうしましたら
直射光をさけた明るい場所に置き
雨もかからないようにすると安心です。
葉があれば水やりは必要ですね。
(1日で乾ききるくらいの量がめやす)
休眠したものは、たま〜に鉢の縁などに
サラッと水をかけて
(1〜2周水を線でまわしかける感じ)
秋までようす見します。無事に越せば
すずしくなった頃に自然と芽が動いてきますよ(^o^)
ガーデンやミニ・タイプのほうが
強くて越しやすい傾向あるみたいですね。
シクラメンのコミュニティがあるんですが
皆さんの夏越しのさせ方など
ときどきあがりますので
よかったらのぞいてみてください!
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_c_topic_detail&target_c_commu_topic_id=2861
はじめまして。
返信する突然こちらにコメント失礼致します。
シクラメンの球根が腐敗しつつあり、色々と検索して冬将軍様の日記を参考に本日シクラメンの大手術をしました。
シクラメンの現状ですが葉がしおれていき、葉を取り除いていたらクラウン?成長点?部分が折れ、中が緑色に腐っていたため薬を撒いて様子見、その後その現象が他のクラウンでも現れ、本日意を決してクラウン部分を切ってきみたら黒く濡れて腐っていました。
球根自体は固くしっかりしていましたが、黒いビシャビシャな部分を全てカッターで取り除きベンレートを粉のまま塗りました。
葉が元気な部分のクラウンも少し切ってみましたがそちらは中も元気でしたので慌ててそこにもベンレートを塗りました。
植え替えはしていませんが、水の吸い込みもあまり良い気がしない子だったので根腐れも心配なところですが一気に大手術と植え替えをしてしまったら負担が大きすぎるしもう少し涼しくなってからの方がいいかと今回は切除だけです。
その後の管理は室内、屋外、どちらが良いのでしょうか。。
まだまだ暑さや湿気もあり、大手術した子を屋外に出していいものか不安ですが室内だと風通しが悪いし。。とどちらがいいのか。
突然のコメントで大変申し訳ございませんがもしアドバイス頂けたら幸いです。
また、冬将軍様の手術をしたシクラメンはどうなりましたでしょうか?
なおみにぃさん こんにちは
シクラメン、病気にかかってしまったんですね。
わが家の球根ですが、手術のあと、やっぱり
ダメだったんですよ〜(^^;)
なのでせっかく訪ねてきていただいたのに
あまり有効なお返事には
ならないかもしれませんが・・・
黒いところをきっちりと
最初に取り去る、というのが
やはり1番肝要みたいですね。
なおみにぃさんの球根は
健全な部分まで
削り取られたようですので、
まだ助かるかも。
おイモさんの大きさがあるほうが
確立は高いように今は思います。
植え替えするかどうかのお悩みですが
結論から言いますと・・・
今いっしょにやってしまうほうが
よい気がいたします。
根の量にあわせた鉢に
サイズダウンしてやることで、
植え替え後の「乾かし気味管理」が
やりやすくなります。
元気な根はなるべくとれないように
根鉢をそっとくずして古土を落とし、
新しく清潔な用土で
(赤玉などの、団粒構造の土を多めに)
水はけよく植えてみてください。
わが家では市販のシクラメン用土に↑の土を
何割かまぜて使っています。
場合によって調節しますが、多いときは
5割ほど。。。
本来これからの季節が
シクラメン園芸種の生育開始期になるので
おイモさんに余力があれば
やがて復活してくるのではと思います。
なおみにぃさんのシクラメン、
無事に元気になってくれるとよいですね
あ、もうひとつの
ご質問にお答えしていませんでしたね
置き場は、雨のかからない場所、水が
かからない場所・・・ご自身が
量をコントロール
出来るところがベストかと思います。
理想は北側の軒下で風が抜ける場所、、、とは
思いますが。。。
あとは・・・もし同居ご家族の理解が
えられるようでしたら、空調されてる
明るいお部屋など、案外よい環境ですね
冬将軍様
返信する突然のコメントにも関わらずご丁寧にお返事ありがとうございます。
術後の経過はよろしくなかったのですね。
残念でしたね。
今回手術したシクラメンは、まだそんなに大きなお芋さんではなかったです。
だから本当に大手術になってしまいました。
植え替えも同時にしてあげた方がいいんですね!!
未開封の土がないので買ってきて植え替えもしてあげようと思います。
赤玉土を多めがいいとのアドバイス有難いです。
室内は湿度もある家だし風通しも心配でしたがエアコン&除湿機フル稼働の部屋に置いておくことにしました。
悲しいことに昨日から今日にかけてまた腐敗が進んでしまったように思います。
ベンレートを塗ったところが少し湿っぽく黒っぽくなってきてしまったのでまた削りベンレートを塗ってミニ扇風機をそよそよ当ててあげてますが萎凋病のように中にスジみたいなのもあるようで心の準備が必要そうですができるだけのことはしてあげて様子を見てみようと思います。
とても心配でたまらなかったためお返事が頂けて本当に有難かったです。
ありがとうございます。
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