この時期になると、アサガオのことが気になります。昨年は、怪我で入院中だったので見に行けませんでしたが、恒例的に見学に行っているものの一つに、伝統の朝顔展があります。佐倉市の歴史博物館のくらしの植物園で開催されているイベントです。クレマチスを始めた頃と、朝顔に熱を入れていた時期の後期がダブります。
江戸時代に、こんな変な朝顔を美としてとらえていた園芸をしていた方ってどのような方なのかなと言うことを思うと、イメージが広がります。一級品は基本的には言い方は悪いのですが、奇形です。それからは、多くの場合タネが採集できません。では、どのようにしてタネをと言うと、同じ兄弟の中から潜在的に持っている遺伝子で見ためが普通のものから、タネを採集してその中から、出てきた奇形を見つけ出して、種を保存しているのです。 (同じツル性なのと、種の保存をするために大量の予備軍を保存しなくてはいけないのでいけないので、ギブアップです。)
江戸時代の園芸家たちは、メンデルの法則を前後させて(メンデルのことなど知らない)、このことを知っていたなどと言うことは、かなり高度の技術を知っていたと言うことです。それが、細々とでもこの平成の時代まで継続されていたと言うのには驚きです。現在であれば、バイオの技術等を使い種は保存できるのでしょうが、それが、遺伝子が逃げ出さないような何らかの形で、保持していたなんて、なんとなく、園芸のロマンねいたものがあります。
少しだけ紹介するのは、もったいないので今日と明日の2日間、珍なる芸術を紹介します。お付き合いください。
左・・・入口のイベント告知の看板
中・・・大輪朝顔の展示風景
右・・・約30年前の我が家で咲いた変化朝顔のアルバムの中から
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おもしろい形の朝顔ですね。初めて知りました。
返信する昔の人の努力は素晴らしいですね。
私としては、今度は、斑入りの葉のが欲しいな~。
ばんたさん
返信するおはようございます、
この時期、各地で朝顔展があり大半は巨大輪系のものが多いのですが、地方独特の作り方もあります。
変化朝顔は、遺伝子のマジックですから、系統の保持が大変のようです。逆に平成になって生まれた新たなる系統もあるようですが・・・。
明日の朝は、撫子咲きとか枝垂れ咲き等を紹介します。
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